最近はしょっちゅう秋葉原に行きますかさおかです。
何故秋葉原に行く用があるのだろうか、と思いますがいろいろあるんです。
例えば1月21日の日曜日に朝から小田急に行ってたんですが、その時に北千住~代々木上原間はメトロを使うわけですよ。しかし片道が240円もするわけで、それだったら途中下車前提で600円のメトロフリーを買って適当に乗り回しました(結局運賃は1020円で元は取れました)。その時にもついでに秋葉原に寄ったりとか。先日更新したデレステのやつでも秋葉原を訪れています。
話のスジもベクトルも全然変わりますが、
にて、自分のDAPのデフォルトの保護フィルムに関して、
これ出荷直後のフィルムでも貼られているんですかね。気泡や指紋の付きやすさが目立ちます。はがせるなら剥がして付属のフィルムを張りたいんですが。
と言っていましたが、どうやら後日、中の人曰く「普通にカッターでグイッてやれば剥がせましたよw」とおっしゃっていたのでやってみたら見事に剥がれました。
というわけで付属のDAP保護フィルムを貼ってみるわけなんですが…
気泡にもまみれ、外部からのクレームにもまみれたDAPになりました。これはひどい。
正直これ、触り心地も摩擦係数高めであまり好みではないんですね。誤反応が多発しますし。そして指紋が付くし拭きにくい。
さすがに同梱のは価格落としてるのか、出来が残念でした。
というわけで、1月初旬、最近やたら行く秋葉原にて…
保護フィルム購入、貼り替えました。
光沢タイプか迷いもせずに反射防止タイプのものを購入しました。いわゆるノングレア。
見やすくて指の滑りもよく、指紋もつかないし拭きとりやすく、さらにスクショも撮りやすいので個人的には大満足です。
ケチらずに買ってよかったです。言うて1500円ちょっとでしたし。
この時、秋葉原へは保護フィルムを買うだけではなく、あるイヤホンの予約もしていました。
以前から私はSHURE SE215 Special Editionを使ってきましたが、そろそろ(だいたい3か月前くらいから)新しいイヤホンが欲しいなーって感じでありました。
そこで30000円近辺のイヤホン(Ultimate Ears UE900sとかWestone UM pro30とか)を探しているうちに至った結論が「Westone W40」「SHURE SE535LTD」。アホかお前は。
そんなんじゃ埒があかない中、ある一基のイヤホンが目に入ってきました。
qdc Neptune(海王星)です。
qdcという会社、イヤホンがよっぽど好きな人でなければあまりピンとこない会社ですが、それも大陸の会社なので仕方ない。
qdcは、中国広東省深圳市にあるオーディオメーカーで、主に国内の”カスタムIEM”(CIEM)を作っている会社のようで、代表される社のCIEMだけではなく、ユニバーサルタイプ*1のイヤホンも日本に輸出しています。ユニバーサルタイプでは以前から2SEや3SHといったハイエンドモデルのイヤホンを日本で販売しています。
そのqdcが2017年夏にこのイヤホンを販売開始して、同年11月末に日本でも販売されるようになりました。
このNeptuneというイヤホン、一部のマニアからは結構目がつけられていた*2イヤホンのようで、発売してから一瞬で在庫がはけました。
学校帰りにちょうど入荷したというニュースを受け取り、また秋葉原へ行って受け取ってきました。1月に秋葉原行くのはもはや恒例。
このイヤホンですが、購入したきっかけは3点ありまして、
・見た目が綺麗
・音が自分好み
・予算以内
といった具合だったので踏み切ってしまいました。個人的には今(1月23日)現在では概ね満足しています。
さて、先ずは見た目ですが、かなり綺麗な青をしています。フェイスプレートの雲母が主に美しさを際立てていて、すべてのイヤホンで別々の模様を出しているよう。光の当たり方によっていろいろな青を映し出すのもなかなか面白さがある。
さすがCIEMメーカーなだけあって、イヤホンの作りは心得ているようです。非常に装着感が良いです。535ユーザーの友人が声を漏らすくらい。
遮音性や音漏れ耐性に関してはユニバーサルタイプとしては文句なし。付け方に関してはいつものなので省略。
で、音の話になるわけですが。このイヤホン、こう見えてBAを1基しか積んでないんです。の割にはシェルでかいですよね。
BA1基のイヤホンはかつてSHUREのSE315を聴きましたが、低音がスカスカであまり好みの音ではなかったんですよね。いろいろなユーザーが言うには、もともとフルレンジ一発のイヤホンは低音が苦手のようです。
このイヤホンがBA1基というのを見たときに、「低音大丈夫なのかねコレ…」と内心思いましたが、どうやらその心配はなさそうでした。
CAのORION等の他イヤホンを未試聴であるゆえに絶対評価になりますが、このイヤホンを聴いて真っ先にインパクトを受けるのが中音域とボーカル。音場に対して一歩出るだけではなく、聞きやすくて透き通るようなボーカルとして聞こえるのが主な特徴です。艶といったものはそこまで感じられませんが、私のよく聞くアイマスの楽曲に関してはよくマッチします。
高音域はさすがBAって感じの綺麗で透明な、なおかつ伸びのある高音を出します。エッジの効いた高音というより、角が取れて刺さらないような高音でしょうか。
低音域に関してはさっきの懸念とは裏腹、出てほしい分はしっかりでてくれている印象です。他者も言っていますが量感は少なめです。しかしキレのある音を出してくれます。卍低音こそ正義!低音万歳!卍っていう人でなければ全然大丈夫でしょう。音のバランスはかなり良かったです。
音場は極端に広くもなく、言うて狭いわけでもない印象です。迫力もそこまであるわけではないので、コンサートホールのオーケストラにマッチするかはあまり考えづらいです。
解像度は、BAなだけあって高めなのはあります。スミマセン、ウエガワカリマセン...
総合的には、聞き疲れをしにくい長時間のリスニング向けのイヤホンって感じです。BA1基にしてはやたらレンジが広いですし、やはり自然な音が出ます。
抜粋しますと、「バランスの取れた音」「聞きやすいボーカル」「そこそこ高い解像度」といったところが自分のツボを突いてきてしまいました。
価格は日本のe☆イヤホンでの価格が30,000円(税込)。予算ピッタリじゃないですかヤダー
ちょうどお年玉も入りましたし*3、せっかくなので買ってしまったって感じです。
イヤホン付属のレザーケースの質感が高級品を彷彿させるもので、開閉もしやすくかなり嬉しい内容物。磁石が付いてるので、同じく磁石が入ってるクリーニングツールを張り付けられるのがイイ。
同梱のイヤーピースは白いやつと標準のダブルフランジ。私は後者を使っていますが、私はダブルフランジがあまり好きではないので、別売のfinal Eタイプのイヤーピースを付けてみたら好みの音になりました。ダブルフランジであることを考慮しなければSpinfit TwinBladeが一番好みの音でしたが…
最後にケーブルですが、qdc内ではこのイヤホンをエントリーモデルとみているのでイヤホンケーブルにリモコンマイクが付いています。いらない。
しかし取り回しはいいんですが、リモコンほんと使わないんですよ。UE2pinのリケーブル高価だし少ないんですけどね。
お財布もひと段落ついたところでバランス回帰をしたさはあります*4。
以上です。しまりが悪いですが。ご覧いただきありがとうございました。
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