笠岡趣味空間

志向性行方不明

雑記 #31 新たな音の風

どうもこんにちは。

 

最近オーディオと言えば、4月末にWALKMANを買いました。

 

…しかし、そのプレイヤーは、価格帯にしては非常に優秀なものの、やはり自分には物足りなさというものがあった。

 

 

某月初旬、秋葉原にて。

とある店にヘッドホンを探しに来ていたら、たまたまONKYOの中の人が自社製品の宣伝に来ていて、私に向けて「ちょっと聴いていってみてはいかがですか?」と。

卓上に会ったのは、ONKYOのFS機のDP-X1AとDP-S1、それとDP-S1の兄弟機で、パイオニアが製作したXDP-30Rの3つ。

 

DP-S1を触ってみた。外見は…まるでAKです。画面大きかったらAKにしか見えません。

筐体の周りを見てみると、通常の3.5mmイヤホン穴の他に一回り小さな穴があります。

2.5mm4極用イヤホンジャックです。簡単に言えばバランスです。

 

肝心の音はというと、

…凄い。何がすごいかというと、ハイレゾが生きてるんですよ。

音の広がりがすごく、低音も厚みがある。

アップスケールでCD音源もハイレゾ並みになるので、こちらも生きてきます。

WALKMANではイコライザーが無いと中音域が弱く、聞いていられませんでした。しかしこれはフラットでも中音域を強く出してくれます。

音は5~6万円クラスのDAPと比較してもいいくらいだと思います。一部DAPには勝てるレベル。

バランスが付いていてなおこの音だから、お値が張るのは当然である。恐る恐る中の人に値段を聞いてみたところ…

 

「パイオニアが出してるこっち(XDP-30R)は約30000円、こちら(DP-S1)は、ONKYOが音に追及をかけた結果、お値段が高く羅ってしまいまして34000円」とのこと。流石に驚きましたね。中の人曰く最近値下がりしたの事。45000円のX1と差別化を行うからでしょうかね。

 

追記 7/15 )) さらに値下がりしやがりました。XDP-30Rは24000円、DP-S1は27000円になりました。さようなら6000円。

 

しかもこの価格帯で驚きなのが、DSDのネイティブ再生が可能なこと。あの有名なAstell&Kern AK70ですらネイティブ再生は不可能*1ですから、すごいことです。

 

30000円前後…ということは、高校生でも手が伸ばせるレベル。来月に迫る誕生日を前にして、お祝いとして金を握りしめ…

 

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XDP-30Rをめでたく入手。いや、いい宣伝ですよONKYO

どちらの音も似ていてそこまでわからなかったので、安い方を買いました。

 

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こんな感じで使っています。

 

これ出荷直後のフィルムでも貼られているんですかね。気泡や指紋の付きやすさが目立ちます。はがせるなら剥がして付属のフィルムを張りたいんですが。

 

触ってみたところ見られた悪い点を上げます

・音量ダイヤルが軽すぎ

上限ロック掛けて耳が死なないようにはしていますが、服にこすれただけでダイヤルが回ってしまうので、少し面倒くさいです。

・説明書が不親切

記載内容少なすぎませんかね。

 

UIとか不満をよく耳にしますが、自分では今のところそうでもないです。

いい点は先述したので省略します。

 

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再生画面はこんな感じ。ジャケットをタッチすれば全画面で見れます。

 

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端子。2.5mm4極端子があります。

 

これを持って秋葉原のeイヤホンへ。

2.5mm4極端子ケーブルにSE215をリケーブルして、いざ試聴。

 

 

SE215の低音が強めの全体的にフラットな音なのに、高音の繊細さが増して、アンバランスより鳴らしてくれる印象を受けました。ただ、その繊細さ故、音が刺さって聞き疲れるというのはありましたが、どうも病みつきになる音です。アンバランスのSE215では考えられませんでした。

また、左右が完全に分離されていることもあり、音の広がりが半端じゃなく、深みも増します。バランスこわい。

お金はまだ残っているので、ポタフェスあたりに買ってみようとは思っています。

 

以上です。ご覧いただきありがとうございました。

 

 

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帰りは657の人権

*1:DSDはPCMに変換