こんにちは。遂に桜が咲きました。
そんなころ、数か月前から計画していたことを実行しました…
・紀伊半島を一周する
・廃線検討路線に乗る
・できるだけ安く
これを満たした2016年の春遠征が幕を開けます…
3/24 PM21:00 私はいつものあの駅へ。改正前で小田急の車両が来るわけもなく、営団時代からの車両、6000系に揺られ、終点の代々木上原まで向かう。6000系もオリンピックを控え、数を徐々に減らしてきている。
ダイヤ改正を控え、メトロ内での自動放送が変わった6000系。耳には少し違和感が残る。
営団車の臭いと東京の混雑の中、皇居の目と鼻の先、大手町でいつもの友人(柏爺)と合流。私はたくさんの荷物を抱えてきが、彼もまた、たいそうな荷物を抱えてきた。
代々木上原では小田急に乗り換え。改正前なので、常磐線方面からの本厚木行き準急の直通は存在しない。
代々木上原からはやはり小田急の急行とだけあって、混雑がすごい。友人はいつも武蔵野線でやってるらしき押し込みをかましてくる*1。痛い。
小田急の混雑は成城学園前から登戸、新百合ヶ丘まで続く。相模大野や海老名付近ではずいぶん人は減ったものの、まだ座席が空くことは無い。
本厚木を過ぎ、伊勢原を発車してもなお、立ち客は存在する。私たちが座れたのは鶴巻温泉あたりからであった。
小田原には日付が変わる前に到着。少し早すぎただろうか、有人改札は18きっぷを通してくれない。
空いた時間に駅前のコンビニへ行く事に。友人は尿意を我慢しつつ、早速駅前へと出る。
小田原駅前は夜中だけあって静かである。特別寒くもなく、かといって暑いわけでもなく、ちょうどいい感じだった。ひんやりとした微風が体に当たる。
外は長岡や福島とは違い、駅前はしっかりしているようなイメージがあった。
小田原駅にはペデストリアンデッキが存在する。しかし、日付が変わる前だけあり、エスカレーターが稼働していない。
センサーらしきものが見当たらないため、おそらく夜間は電源を切ってあるのだろう。
コンビニでの用事を済ませ、あのエスカレーターを上ってみる。稼働していないエスカレーターを上るのは東成田以来。相変わらず錯覚による謎の重力に襲われる。エスカレーターから降りたときに転びそうになった。
日付が変わり、18キッパーは次から次へと入場していく。
今年もやはり、乗るのはムーンライトながら。
この電車は0時過ぎの最初の停車駅が小田原であるため、最寄り駅から小田原駅までは18きっぷを使うことはできない。そのため、安上がりな小田急経由で小田原まで来たわけだ。これは去年の名古屋遠征にも言えたことである。
ムーンライトは遅れの情報もなく、定刻通りに小田原に到着。我々の春遠征が今、始まるのであった…
Fin.
で終わったら楽で一番いいよ。でもそれじゃあ本末転倒だ。
残念ながら終わらせることはできないんだな。ここからはいつもの画像頻出文少々の私が通りますよっと。
小田原からは馴染み深いムーンライトながらで西へと向かいます。
今回は湘南色がくっついてくれました。ストライプ統一の魔の手に染まる前に乗れました。厚化粧しても性格は変わらない人間のように、塗装が変わっても車内が変わることはないんだが…
浜松の長時間停車中にしっかり確保しておきます。
扉は開きませんが、途中で共和や熱田で運転停車を行います。臨時列車になってしまった以上、他の列車に影響を与えることができないので、貨物列車が多く走る東海道線では必然的に運転停車は多くなってしまうものなんですね。
名古屋でムーンライトとはお別れ。
勿論駅名標は使いまわしですよ…
夏では遅れていた割に停車時間は長かったですが、今回はすぐに発車していきました。
まだ日が昇らないうちに乗る、次の列車は…
この313系です。
このトップバッターは1300番台。転クロなどの設備付です。
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313 Series File #01
路線:関西本線
番台:1300番台
編成:2両編成
方向幕:フルカラーLED
座席:転換クロスシート
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これから313系にはこのようなメモを残しておきましょうか。東海鉄ではないので、313系にはさっぱりなので。
さて、乗る関西本線は、名古屋から奈良を通って、JR難波までを通る路線であります。「本線」とつくだけあり、りっぱな主要幹線ではあります…が、亀山~加茂間は非電化区間で、運転系統がぶった切られています。
加茂~JR難波間は大和路線の愛称がついていて、地元の方々には有名な路線だと思います。
この路線は見事に近鉄が並走していて、車内からはデッドヒートが見られると思います、多分。関係はありませんが、北千住~小菅付近の東武(東急)・メトロ(小田急)・JR・TXの併走は見物。
この路線で終点、亀山まで向かいます。
日も昇り、すでに明るくなりました。
ひたすら単線区間を突き進みます。都市圏近郊の単線って珍しい気もしますね。東京都市圏にもアーバン名乗った路線の新車が単線区間を快走していたり、単線の近郊路線を通勤型の10両編成が走っていたりしますが…
211系と交換。まだまだ走らせられそうです。
JR東海や西日本、九州は準快速とか区間快速とかいっぱいあってややこしいです。アーバンとかアクティーとかラビットも十分ややこしいとは思うが
亀山駅に到着です。
実は私は三重県に来るのは初めてだったりします。新名神高速道路(亀山JCT~草津JCT)を使えば通過することもできますが。
跨線橋を挟んでの乗り換えです。
ちなみにさっきから変に写真が明るいのは、なぜかプログラムオートで露出補正が+0.3(0.7だっけ?)されていて、それを知らずに撮った結果でございます。
亀山駅ではキハ25とキハ40の並びを見ることができました。新旧の並びです。
実はこのキハ40、翌日のダイヤ改正で全列車が引退となってしまいます。長らく紀州路を駆け抜けたこの車両は、翌日からキハ25に全てを託すことになります。
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313 Series File #02
番台:キハ25形1000番台(2次車)
編成:2両編成
方向幕:フルカラーLED
座席:ロングシート
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何故メモるのかって?そりゃあ顔がまんま313だからだよ。
ですが一番下に注目。まさかのオールロングであります。
1次車は転クロとかついていたようですが…これが多気~新宮で当たったら地獄以外の何物でもないぞ。
反対側にはキハ120の加茂行き。これで天王寺抜けたら早く着くだろうなぁ
世界最短駅名「Tsu」
途中の交換駅で快速みえを撮る。やはり55mmレンズで駅先やるのはよくないね。これからは望遠を使うことにします。
伊勢市に到着。
時間の都合上、伊勢市より先はまたのお楽しみとなります。
!?
キハ48に当たりましたw
いいですよねぇ、キハ40系。顔面だけ明るいのは辛いですが…
折り返して多気駅へ。
ここは本当に2016年なのでしょうか…?
逆光のお陰で、編集無しでも懐かしい感じに撮ることができました。
改札外に出てみました。
駅名標も回収。
二次車「お ま た せ」
キレそう。
新宮までロングで行けと…?
LEDはぶった切りました。
しっかり撮っておけばなと今更思ったりします。
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313 Series File #03
番台:キハ25形1500番台(2次車)
編成:2両編成
方向幕:フルカラーLED
座席:ロングシート
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途中で南紀とすれ違い。鹿弾き用のクッションが付いています。
電車っぽいフォルムですが、やはり気動車です。
紀伊長島で30分の停車。
時間があるので駅前へ出ます。
ふと見ると駅前に牛乳屋がありました。牛乳だけではなく、アイスも売ってる店のよう。
この日は日差しが強く、窓越しだと暑く感じてくるレベル。こういう日にはアイスを買ってみるのもいいのではないか…?と思い。
値段は230円。スジャータヤハーゲンダッツのアイスよりも3~40円くらい安いです。
それらのアイスより割安だが、果たして味はいかほどか?駅前で「本気で辛口レビューしてやる」と豪語した私のレビューです。
まずスプーンをアイスに刺す。固い。アイスが固いと、味が濃縮されてるだとかなんとか聞いたことがあります。これは期待できそう。
口に入れたときの感触は間違いなくスジャータのアイスのような感じでした。スジャータのアイスを食べたことのある人はどんな感じかはすぐわかると思います。食べたことのない人は新幹線や特急に乗った時に食べてみては?
味はというと、中のミルクが濃厚で、とてもおいしかったです。味の割には安価だとは思いますが、産地直送だからでしょうか。
ちなみに、その後、駅メモで紀伊長島のノートを見ると、やはりここのアイスを食べた人がちらほら。隠れた名所ですね。紀伊長島で長時間停車に遭遇したら、ぜひここのアイスを食べてみては如何でしょうか。
紀伊長島の思わぬ収穫。キイナガシマスゴクカタイアイス pic.twitter.com/BmeYvwyFwz
— 春季休暇氏 (@kyu_kashi) March 25, 2016
バニラアイス 230円
— 春季休暇氏 (@kyu_kashi) March 25, 2016
レビュー…地元の酪農家が作った産地直送のアイス。スプーンを刺しても硬く、なかなかすくえない。
舌触りはスジャータのアイスのように、舌の中で溶ける感じ。味は濃厚で、美味しい。
評価…★★★
Twitterでもこのように言ってましたね。
紀伊長島を発車して、再び新宮まで向かいます。
紀伊の港町。ようやく海が見れました。綺麗ですね。
しかしながら、ロングシートで何時間も乗ってるのは辛いことがあります。
腰痛にならなかったのは幸いですが、友人が見事に風邪をこじらせてしまい、だるいだるい言ってたり、歯が欠けて大騒ぎしていたり…。歯が欠けたって歯磨きすりゃあ虫歯にはならないと言ってるのに。*2
新宮川(熊野川)を越えればそこは新宮市。遂にJR西日本管内へ突入です。
とここで、本当に終了します。新宮でちょうどきりがいいので。
-----あとがき&おまけ-----
ご覧いただきありがとうございました。最近書いた記事では最長なのではないでしょうかこの記事。
今回は3/24(一日目)の夜から3/25(二日目)の昼までを書いていきました。9パートに分かれた去年よりは少なくしたいところですが、果たしてどこまで減らせるでしょうか…?今回は6~7パートくらいでおさえられたら抑えたい所です。そのかわり内容を濃く、濃くしたいところです。酷じゃない
前半は文字主体の構成です。やはり慣れないことをする。
柏爺は相変わらず東西線で。西船まで定期があるとは羨ましい。千住までの定期より高いが。
小田急のあの密度でさえ「空いてる」という柏爺、一体武蔵野線でどんな過酷な訓練をしてきたのだろうか。一方安定した15R常磐線通学は楽ちん
ムーンライトながらでjubeatやる人 @kyu_kashi pic.twitter.com/lmXEkYeCJh
— kasiwa1999@3.24~遠征 (@kasiwa1999) March 24, 2016
晒された!!!!!キレそう!!!!!!!!!!!
ちなみに、駅メモで「はじめまして新宮」を取るがために柏爺と殴りあいを繰り広げていましたが、複垢を疑われていないか心配であります。規約に則っているのになぁ。てか流石にタブで駅メモしている人はいなかったなぁ
しかしながら、こういうのを見ていると18-300mmレンズが欲しくなってきますね。
実は70-300も欲しいと思っていたりしますが、その理由はしっかりあります。
18-300は高倍率で利便性はいいが画質は据え置き、70-300は倍率は大きくないがそれなりの画質があったりと、両方持っているメリットがあります。テレ端の絞り最小値とかも変わってきたりするし。
しかし、両方とも密林の新品で70000円という恐ろしい価格…誰か買ってくれないかな。
18-300はDXフォーマットなので、FXフォーマットだと写真が小さくなるとかいろいろあるのでなかなか手が出しにくい。やはり次のレンズは70-300にするべきだろうか。
…という話をしている間に私は28-300のレンズを発見。FX対応で使えそうなのだが、やはり10諭吉はします。何年後になったら買えるのだろうか…
ボディーとレンズの相性もあるようですが、一眼ユーザーには「レンズは資産、ボディは消耗品」とあるように、ここはレンズを優先したいところです。
一世代前。安いが性能はそれなり。DXフォーマット。
28-300mm。ちょいお高いが性能はいい模様。FXフォーマット
70-300mm。一番欲しいがやはり価格はどうしようもない。FX
最近はこのクソマップのせいで胃に穴が開きそう