皆様あけましておめでとうございます。
私もこのブログも2022年を迎えることが出来ました。
今年も一年私ともどもこのブログをよろしくお願いします。
今回は2019年春の東北遠征最終回。最後には何が待ち受けているのだろうか…?
あらすじ
※注意 この記事には飯の写真があります。
その駅こそ、
坂町駅。ここで乗り換えとなります。
坂町駅は特急停車駅。ここを過ぎると中条、新発田、豊栄、と、新潟県有数の駅に停まっていきますが、我々はここで降車となります。
※写真は使い回し
米坂線は米沢から坂町を結ぶ路線で、新潟方面と米沢や福島方面を結ぶ大事な路線…なのですが、単線非電化なこともあってあまり流動はなさそう…?
列車は1両編成。まさかの単行でした。18きっぷシーズンなので車内はわりかし混んでいます。流石に単行の路線に乗ることはまずないので、物珍しげに乗り込みます。
坂町からしばらくの間は山の中を縫うように小さな町を通っていきますが、米沢盆地へ入るといきなり視界が開けてきます。
米沢盆地にはこの米坂線、米沢を通る奥羽本線の他、私鉄の山形鉄道フラワー長井線が通っています。
フラワー長井線は南陽市の赤湯駅から白鷹町の荒砥駅を結ぶ、米沢盆地で完結するローカル線で、山形県では珍しい私鉄となっています。今乗ってる米坂線とは今泉駅で乗り換えることができます。
フラワー長井線は前々から気になっている路線でもありまして、ずっと乗ってみたいと思ってるんですよね。乗る機会があれば絶対に乗りたい。
米沢盆地を颯爽と駆け抜け、列車は終点の米沢駅へ到着。
米沢駅は2面のホームですが、ここにも末端にホームが造成されており、5番線みたいなホームがあるようです。
奥羽本線とは線路幅の関係でホームが共用できないので、こんな構造になっているんでしょうか。
最近首都圏から根絶されたタイプの駅名標。
米沢駅も近いうちに4ヶ国語対応の駅名標に更新されるんでしょうか。
米沢に停車するE3系新幹線
東京では新幹線専用の線路を走ってるのにここでは在来線のホームに停まっているギャップがまた面白い。
米沢始発山形行きです。さっきは新幹線で通った場所を今度はこの電車で通っていきます。
東北本線の719はE721に置き換えられていきましたが、標準軌用の719はまだまだ現役で居続けるのでしょうか。
線路幅は1435mmで、やはり普通の線路とは違って広い。
私鉄なら京急や京成*1、関西の私鉄各線*2などでこの線路幅を使っていますが、JRや東武*3、南海*4ではこれより狭い線路幅を使っています。関東民からしてみてやはり慣れない線路幅でありますので、なおかつJRの電車が標準軌上を走ってると違和感ありますね。
この電車に乗って再び山形駅を目指しますが…なんとここで不慮の事態が。
なんと、このあと乗る予定の仙山線で強風による減便が行われているとのこと。
乗る予定の電車の一本前の電車が運休になっているとのこと。
この電車に乗れなければ帰宅が危うい。少々マズい事態です。
限界18キッパーあるある ダイヤをギチギチにスケジューリングしがち
山形駅に到着です。
山形は山形県庁所在地。人口は246000人ほどで、そこそこ大きい都市であります。
駅前は県内最大都市として恥じない綺麗な作りとなっています。
駅前も割としっかりしているイメージ。
こちらは山形始発新庄行きの奥羽本線。
今初めて知りましたが、標準軌区間の奥羽本線には山形線という愛称が付けられているんですね。
左沢線のキハ110
左沢線専用の色っぽいです。
左沢線は山形県の路線だし盲腸線だし読み方難しいしでなかなか乗りづらい路線という印象。
さて、乗車予定の仙山線は…
いたーーーーー!!!!!
というわけで快速仙台行きに無事に乗れそうです。
仙台通勤圏の愛子駅から仙台駅まではいっぱい電車が走ってるこの路線、山部の小さな駅と愛子〜仙台の一部の駅を通過する快速列車が一日数本設定されているよう。
車両はピンクのE721系*5で、719を駆逐するために最近増備されたやつ。
E531系に近い車両となっていますが、ドア上LEDは一段でケチられています。
※リユース
E721は半自動ドアがあるので、山の寒いところでは暖房が逃げなくてありがたい。
半自動が欲しかったE217もE235になって半自動がついてくれたのでとても喜ばしい。やはり半自動は正義。常磐のE231も3/4開閉ではなく半自動を(わがまま)
愛子までも通過運転を行い、愛子より先は陸前落合、国見、北仙台、仙台のみ停車する最速タイプ。一気に仙台までいきます。
そして仙台駅に到着。時刻は19時を回っています。
折り返しの電車は愛子行きになるようです。
仙台からはもう鈍行で帰ることができませんし、週末パスは期限が今日まで。
もう一泊して18きっぷで帰るのでしょうか。
その答えは次の一枚の写真で明らかになるでしょう。
ここは仙台駅新幹線ホーム。
はい、週末パスは新幹線も使用可能です。
というわけで新幹線を使っていきます。が、強風で遅れていますね。
乗るのは19:30発のはやぶさ・こまち36号東京行きです。
来たのはH5系でした。JR北海道の車両です。
この車両に乗り込んでいきます。仙台を出ると次の駅は大宮です。新横浜〜名古屋以上の爽快感があります。
さて、この時間は流石に空腹がこたえてきます。仙台駅で買ったものを。
牛タン弁当です。
牛タンはめちゃくちゃ美味しいので何度食べても問題ない。
ただこれ、発熱剤で容量喰ってるので中身少ないんですよね。そんでもってわりかし高いのでコスパは悪い。美味しいのになぁ…
駅弁はコスパ悪いのは承知だが流石に高すぎでしょ。まあ味の話を。
牛タンは薄いがしっかり牛タンの味。添付の塩をかければ最強。麦飯との相性も◎。
相変わらずわさび漬けは辛くて美味しい。牛タン、麦飯、わさび漬けという三種の神器。当時は未成年だったので飲酒はできませんでした。ビールも合わせれば無敵すぎてスター状態です。
新幹線はあっという間に関東へ。
まもなく上野駅に到着です。いや快適ですね。東北新幹線はやめられねえ。
この記事はこれにて完結となります。 …が、少しだけ補足写真を。
Part2にて、あおば通駅から歩いて仙台駅へ乗り換えたタイミングで撮影したE721系500番台。仙台空港線直通用の車両で、普通のE721系とはデザインが違います。
E721はどうやら1M1ユニットらしく、2+2の4両であったとしてもクモハクモハクモハクモハにならないみたい。西では0.5M方式を用いていますが、西と東で別々のアプローチをしているのがよく見えますね。
上げるのを忘れていましたのでここで追加させていただきます。
これにて本当にこの東北遠征は幕引きとなります。ご覧いただき、ありがとうございました!
シンザン記念 ◎ソリタリオ
次回予告
舞台は再びの「九州」へ。
至るまでには「メシ」と「風呂」。
私が行く先に現れるのはもはや恒例の雪雲。今回は何が起こるのか?
別府温泉旅2021 Part1「山陽横断 現れる不穏」
乞うご期待!