こんにちは、かさおかです。
ちょっと前にベルーナドームで超久しぶりに野球観戦に行きました。
中学生以来の野球観戦でした。東京ドーム以外で見た初めての試合でもあります。
ベルーナドーム(西武ドーム)は所沢のド田舎にある野外ライブ会場で、夏はクソ暑く冬はクソ寒いことで有名です。ついでに春は花粉がやばいらしい。
入場したら外野がすぐ目の前にあって、内野、バックネット裏と高級な席種に行くに従って山登りを強いらされる球場です。足腰が鍛えられます。今年の4月のデレマスのライブで大絶賛登山部が活動開始されました。再来年まで活動休止です*1。
入ってすぐに外野があるため、両チームの応援団の太鼓や笛などがすぐ聞こえてきます。
またベルーナドームは野外球場なので雨が吹き込んできます。雨の日にはレインコートが必要になることも。
マジで環境が過酷なので、さっさとドーム球場にして名前をベルーナドームドームにしてほしいくらい。西武のFA流出原因そこにあり?
ちなみに元々は屋根すらない球場だったらしく、なぜこんな変なドームなのかというと、ドーム(?)にする際に「これは屋根です。」と言い張って固定資産税ケチろうとしたかららしい。なお屁理屈は通用せずに「いやお前ドーム球場だろ?」と固定資産税の脱税はできなかった模様。脱税できなかったのなら壁と冷房をつけてください(嘆願)
ちなみにホームランが壁を通り越して場外ホームランとなることもあり、全ドーム球場唯一の「場外ホームランが出るドーム球場」らしいです。本当にドーム球場なんでしょうかね。
隙あらば飲酒。球場の酒はうめーー!!!
中学生以来なので当然成人してからも初。これがやりたかった。
クッソ高いけどな。おねーさん設備使用料だと思って飲んでます。
ちなみにベルーナドームはビジターチームとホームチームのベンチの位置が他の球場と逆で*2、故にファンの応援席も左右が逆になっています。そのため、一般的な球場ではホームチーム側である一塁側/ライトスタンドがベルーナドームのビジターエリアになっています。
ちなみに市民球団である広島カープの本拠地MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島では普段どこでも赤一色になってしまいますが、なんか上にせり出してるようなところのレフト側がビジター応援席になってるっぽいです。外野のレフトスタンドは建設の都合上めちゃくちゃ狭くなっているからです。
森下暢仁 #18
今年はQS率に対して防御率が異様に高いのは何故か調子にムラがあるからです。
この日も7回2失点で抜群のピッチング。なおチームは敗れた模様。交流戦だしね*3。
偉人・栗林良吏 #20
カープがオールスターゲームでの折り返しで借金0、リーグ2位なのは彼のおかげでもある。鉄壁のリリーフ、勝利の方程式こそが最強のチームの証。崩れた途端どん底ですよ。
内野の微妙な席からはブルペンも見ることができます。負けていたので彼が登板することはありませんでした。彼を拝むことはできるのだろうか?セーブシチュは怖いのであまり直視したくないんだけどね。
東京ドームやZOZOマリンスタジアムなどではブルペンが屋内にあるので、屋外ブルペンはスタンドからも選手が見えて好きです。
ライオンズ・平良海馬投手 #61
投手にしては珍しい、西武体形*4。
西武ライオンズの投手陣はちょっと前まで凄まじい防御率を叩き出すくらいのアレ(アレ)だったんですが、最近はこの平良投手だったり、水上投手だったり、ケイスケホンダだったり、中継ぎがすごい充実されていますよね。平良投手は一時クローザーもやってましたし。
保存車がいました。
…まあ、野球ネタはこんなところで。
さて、今月は遠征本編の続きを書いていきます。
前回までのあらすじ
零下の別府で温泉に入りました。
フェリーから降りたら急いで向かうは八幡浜駅。
八幡浜港から八幡浜駅までは2kmあり、google先生曰く25分かかるとのこと。
前回はタクシーを利用した区間でしたが、今回は自分の足で行くことに。
しかし、八幡浜始発の列車は20分後の発車。間に合うのか…!?
(写真は宇和島駅)
キャリーバックを引きながらダッシュし、なんとか発車1分前に駅に到着。間に合いました。
乗るのは伊予市行きのキハ54(記憶では)。愛媛県は電化されているイメージが強いですが、伊予市駅までは非電化なので気動車での運転です。
キハ54は2ドアでオールロングシート。そして便所もありません。四国の末端なんだしクロスシートや便所くらいあってもいい気がするが、この車両は国鉄のおさがり。永遠に赤字を出し続けるJR四国は末端の国鉄型気動車を置き換えることも難しいのだろうか*5。
四国もディーゼルエレクトリック方式の気動車を導入するんでしょうか…?車両単価とかが従来の気動車と比べてどうなのか、などがわかりかねるので、絶対的上位互換であるのかもわかりません。
でっかいどうも東日本もトンヘも西日本もみんな新型気動車はDE方式を使っていますが、あれって乗ったらマジで電車の音がするらしいですよね。最近はあまり遠出していないのでDEの気動車も乗れていないので乗ってみたいんですけどね~
村上に行けと?
伊予市からは松山を経由して高松まで電化されているので電車です。
四国7000系や7200系(121系)がやってきます。7000系は1両単位、7200系(121系)は2両単位で組成できます。
7200系は121系からの改造車ですが… 7000系とあんま登場時期変わらなそうですよね。
実は121系は1987年、7000系は1990年に登場らしい。121系が登場して数日後にJR四国が発足されたみたいなので、ギリギリオリジナル形式になれなかった車両っぽい。まあのちに7200系になったんですけどね。
伊予横田で途中下車。
雄大な冬の四国は小さな平野部から広い四国山地の輪郭が見えます。
日本の原風景のような松山平野の田舎は令和でありながらまるで時が止まったかのよう。
沿線で列車を撮影しました。おもしろ併結のコーナー。
前のキハ54は営業列車ですが、後ろのキハ185は回送じゃなかったっけ…?
四国は営業列車に回送をつなげることが他の会社よりも圧倒的に多い印象。
伊予市~松山は電化されていますが、八幡浜方面からの気動車もやってきます。
これ以外の写真はコンビニのトイレにこもってたからなのか、データがなぜか消えてたからなのか、ありませんでした。
トイレを借りたコンビニでは梅おにぎりを買いました。ここから夜まで何も食えません。
伊予横田からは伊予市行きに乗って、折り返しの松山行きに乗っていきます。
途中市坪駅から見えるのは松山中央公園。列車から一番よく見えるのは松山坊っちゃんスタジアム。
プロ野球の公式戦の地方球場開催としても結構開催される球場のひとつで、今年のマイナビオールスターゲームはこの坊っちゃんスタジアムでの開催となりました。
坊っちゃんスタジアムで有名な話は2012/7/3にあった阪神対広島の一戦だろう。
3-1の阪神リードで迎えた9回表、抑えの榎田大樹が快調に2アウトを取るものの、そこから連打*6を食らい3-2とされた上に2・3塁とされる。榎田は次の梵英心*7を空振り三振に仕留め、試合終了! …のはずが、捕手・小宮山慎二が後逸し、梵は振り逃げ。その間にランナー2人が帰ってきてそのまま広島の逆転勝ち。という印象深い試合がありました。
そんな無駄話をしてる間に列車は松山駅に到着。なんだかんだ改良予定だったり新幹線駅建設だったりの計画がありますが、今回は素通り。
松山駅は車両基地みたいなのと貨物駅みたいなのが併設されている奇妙な駅。土浦よりも奇妙かもしれない。
駅舎は城下町の県庁所在地の駅としては非常にショボいが、松山城に近づくにつれて街が活気づく印象があります。というのも、松山市の中心部は伊予鉄の松山市駅。JRよりも地方私鉄のターミナルのほうが活性化しています。松山は経済が閉鎖的なのか、JRより伊予鉄が使われるのでしょうか。平野内の経済区域は伊予鉄で、高松や岡山方面などの別の経済区域へはJRという使われ方をするのでしょうか。
松山から乗るのは高松行きの7200系。ケツに7000が併結している3両編成くらいだった気もします。
7200はあんま車内までリニューアルされてなさそう。ストレート車体にクロスシートは209の房総でなかなか無理を感じたが…?
9時36分発車のこの電車、終点高松につくのは5時間後です。 5 時 間 後 で す 。
そりゃ飯食えんわ…
ちなみに以前の遠征で乗った伯備線や飯田線は7時間だったので、まだマシなのかもしれない。
特急退避が多かったので次回は是非特急課金をしたい路線。
前回訪れた伊予西条も通ります。
あそこは比較的人が多い駅でした。
この電車は坂出までほぼ全駅に停車する*8ため、めちゃくちゃ遅い。瀬戸内海がきれいだね~としか言うことが無いです。今治や観音寺などでたまにバカ停も発生しますが、フェリーの中で寝てなかったので爆睡していました。飯買ってこれる停車時間があった気もするけど。ジジイは今治で飯を調達していましたが、ここでパシらせなかったのが大きな過ちであった。
宇多津駅では直進すると本四備讃線。特急しおかぜや特急南風はここの線路を通りますが、普通列車や特急いしづちは分岐方向の予讃線方面へ。
壮大なデルタ線を越えた先には坂出駅。この電車は快速サンポート南風リレー号。坂出駅からは快速運転を行います。
坂出の次は端岡駅。稀にみるクソ構造の駅で、3面4線の退避可能駅と聞くとまあ普通の駅*9に感じますが…
うーんどうしてこうなった
まるでTOMIXの37mm幅ホームのようなクソ細長いホームが縦に並列するような奇妙な構造になっています。2面3線構造の駅をむりやり改造したかのよう。
駅舎側から0~4番線となっていて、0番線と1番線は両側の扉が開く構造になっていますが、さすがに常用するのは0番線ホームらしい。さらっと保線用の線路があるのもポイントが高い。
にしてもなかなか強烈なインパクトのある駅構造は巷では有名。 …有名か?
5時間の鈍行耐久を終えて高松駅に到着。
ここで我々はマリンライナーに乗り換えますが、実は坂出~高松は意味もなく重複乗車しています。坂出でマリンライナーを待つのもありだったかもしれませんでしたね。
高松駅の乗り換えはかつかつでも余裕でもありませんでした。故に飯食ってたりできる余裕はありませんでした。坂出ならうどんでも食えたかもしれないだけに、すこしもったいなかった。
高松からは快速マリンライナーに乗ります。今回の列車の写真はほとんど使いまわしです。写真撮りませんでした。
快速マリンライナーの四国4000系は223系の仕様の列車。岡山や高松で西日本要素を手軽に摂取できる絶好の列車。
マリンライナーはさっき通った宇多津方面ではなく、デルタ線を児島方面へ向きを変えます。
デルタ線自体がなかなか珍しい存在であり、私が知ってるのはほかに京葉線の二俣新町、大崎や品川のあたり、スーツ看板のある近鉄の伊勢中川、そして名鉄の枇杷島のよくわからんやつくらいしかない*10ので、やっぱりレアなのかな。
瀬戸大橋は瀬戸内海の島々を経由して岡山と香川を結びます。
瀬戸大橋は3本ある本四連絡橋のうち、真ん中、岡山県と香川県に架橋されている橋です。上段は瀬戸中央自動車道、下段は本四備讃線(瀬戸大橋線)が通っています。
国内を見ても、道路と鉄道の二層構造の橋はなかなか珍しいと思います。私の知っているものでは他にレインボーブリッジがあります。
ここら辺は珍しいものもいっぱいあります。四国5000系という先頭車だけが二階建てであるという、普通列車ではなかなか珍しい列車もいます*11。
二階派の会合 pic.twitter.com/G4psFPbkyx
— 柏爺 (@kasiwa1999) 2022年2月16日
ただしこいつのせいで何もめずらしくなくなりました。死刑。
岡山からは黄色いので広島方面へ再び向かいます。
糸崎駅でいつも通りの乗り換え。227系の五日市行きです。
岡山エリアも227系の導入を予定されており、ようやく黄色いのも更新されそうですが、一方山口はというと…
岡山あたりは221が転属してきそうなイメージがありましたが、どうやら新製っぽいですよね。
山陽本線を横断するのに岩国まではJR車両になりそうで期待できます。
227系に乗って広島に向かいます。
2話で乗った区間と全く同じです。今回はそんなに混んでいませんでした。
最近この区間の普通列車が減便されたらしく、不便極まりないことになっているらしいですね。
外はすでに日没。冬場は日が沈むのが早いですが、やはり鈍行で横断していると時間食いますね。
この日は広島にホテルを取っており、そこまでお酒は我慢です。
ただ…冬といえば天敵が現れます。乾燥が友達。そう、静電気。
トイレ行くたびにバチバチなっててもう嫌になりました。トイレ行くのにも恐怖が付きまとう。ほんま帯電するのカス
これは今後の記事で登場するE231系でも起こります。この遠征で二番目の宿敵。最大は?もちろん寒さ。
広島駅に到着です。
広島駅前は現在絶賛再開発中で、ご覧の駅ビルはぶっ壊されました。現在駅業務を運用しながら新しい駅ビルの工事を行っています。航空写真で見たら通路しか残っていなくておもしろかった。
この時は古めかしい地方感高い駅ビルでした。広島は歴史のある街なので、駅ビルも古くからあったんでしょうか。
ちなみに橋上駅舎の改札内はあまり手が触れられていなかった記憶があります。広島駅にはMAZDAの車がディスプレイされているので面白い。
新しい駅ビル(JR西日本公式より。)
中国地方最大の都市に似合うような駅ビルで、二階には路面電車がぶっ刺さります。
広島はただでさえ車の量が多く、そんな広島の、バスやタクシーが行き交う駅前での交通支障を回避するためなんでしょうか。
現在広電の広島駅電停は縦に長く、運用面でクソ使いづらそうな感じがありました。新しい駅は4線の頭端式ホームで、利用者にも使いやすくなりそうな感じになるっぽい。最近リニューアルした広電宮島口電停のような感じ。
ついでにペデストリアンデッキも整備されるっぽい。広島駅前にはペデストリアンデッキがなく、交通量の多い駅前の大通りを渡るのにかなり大変な思いをするので、これはありがたい。
広島駅は地下通路もありますが、メインは橋上駅舎でしたので、動線が2階に移されることで利用者からはかなり動きやすくなるのではないでしょうか。バリアフリーにも貢献します。
ついでにマツダスタジアムにも行きやすくなるのかな?現状ではけっこう面倒くさいですからね。
駅から少し離れたホテルに一度チェックインし、荷物を置いてから再び外へ出ます。
ホテルの内装に関してはまた後程。
広電に乗って少し移動。
広電は路面電車ってよりクソ長い連接バスみたいな感じがありますね。運賃徴収がワンマンバスと同じ形態なのもあるのでしょうが、路面を走ってるからというのもある気がします。
ポポンデッタに寄ってからお好み焼き食べに行こうとしたら、コロちゃんの時短で締め出されました。ということでホテルに向かいます。私はこの日梅おにぎりしか食ってなかったので空腹がやばかった。これはホテルまで我慢になりそう…だったが、わかめおにぎりを補給しました。無理だった。
ちなみに広島のポポンにも二段電連はありませんでした。当時は本当に二段電連が売っていません。
広島といえばお好み焼きが有名ですが、黒いスープのおでんも地元では愛されています。見た目はほかの地域からは驚く黒さなのですが、美味しいらしいです。
飯を買ってからホテルに戻ってきました。このホテルは開業したばかりらしく、新しいだけあって設備も非常にきれいでした。
いやーこういうビジホは好きですね。落ち着いていて。
ただ、広電の駅からも広島駅からも少し歩く中途半端な距離です。広島はバスや広電が網のように張り巡らされており、交通インフラに関しては非常に満足できる充実っぷりなのですが、そのぶん数分歩くだけで距離があるように感じてしまいます。
ちなみにgoogleではかなり評価の高いホテルでした。googleの評価は全く信用できないけどね
2020年の広島東洋カープの戦績はお察しください。佐々岡真司監督が初年度であったこともあるのだろうか。というわけで優勝セールなんてありませんでした。優勝してなくても優勝セールしてください。
そのかわり開店セールみたいなのはやっていたらしい。けっこう安く泊まれました。
広島のホテルに到着したところで、今回はこれで以上です。
今回は見事な野球回でした。開幕の茶番を適当にいれたら何故か記事に馴染んでしまった。そして私の記事としては非常に珍しい文章回で、なんと8000文字です。私のブログでこの文字数はかなり珍しい。まあ雑談ゾーンの文字数が多いんですけどね。
当然、私のブログでは最多の文字数となりますが、宣伝と過去記事の紹介も兼ねて文字数ランキングみたいなのをやります。
2位 第二次西日本遠征 Part1「夜を抜ければ、そこは紀伊」(5583字)
この記事ができる前まで6年以上最多文字数の座を維持し続けてきた記事です。
この記事はムーンライトながらを使って紀勢本線を一周するといった記事でした。
文章量の少ない私が文字の量を ”序盤だけ” 多くした故にこの字数となったようです。
3位 船橋競馬場に行ってきた(5510字)
今年の5月に更新されたこの記事が3位にランクイン。
いつものジジイとは違ったまた別の友人とかしわ記念を見に行った回。
私の競馬場初現地を書いています。
4位 第二次西日本遠征 Part3「大ピンチの九州脱出」(5020字)
こちらも第二次西日本遠征の記事。
ざっくりいうと、青春18きっぷを紛失した回でした。
5位 大井競馬場に行ってきた(4972字)
前回更新したこの記事がなんと5位にランクイン。
私といえば文章が少ない人間ですので、最近やたら文章量の多い記事をいっぱい書いていたんでしょうか。まあ競馬なんだけどね。
というわけで。次回、最終回。7話とか言いましたがなんだかんだ5話で終わりそうです。
次回はついに東京へ帰ります…が、我々の旅はまだ終わんねえ!!と、そんな記事となっています。
というわけで、今回もご覧いただきありがとうございました。
◎ アイオライト
〇 ブラッティーキッド
次回 別府温泉旅2021 Part5(終)「EAT・EAT・EAT」
乞うご期待!