笠岡趣味空間

志向性行方不明

別府温泉旅2021 Part5「EAT・EAT・EAT」

こんにちは、かさおかです。

 

こないだ新宿に行きましたが、やっぱ夏はクッッッッッッッッッッッッソ暑い。いや、熱い。コンクリート敷の新宿は路面からの照り返しも激しいので気温以上に暑く感じます。

私はかなり新宿によく行く人間で、最近は秋葉原より新宿に行く頻度のほうが高いです。私が新宿でよく行く場所はウインズなんですが。

 

そんな私もマイブームがあります。当時私は野菜に飢えていて、すっごく草を食べたかったんですよ。今でも野菜が食べたいですが。

 

野菜が食いたいときはバーガーキングとかが割と好きでよく行きます。バーガーキングは世界2位の規模を持つハンバーガーチェーンで、規模ゆえに世界1位の某マクドから始まってナルドで終わるハンバーガーチェーンと比較しあったり広告で殴り合ったりと犬猿の仲のような素振りを見せている会社で有名です。

バーガーキングではワッパーシリーズすべてに野菜が入っており、ソースと野菜は無料増量も可能なので、結構好んで食べます。バーキンの野菜はビッグマックの草と違い大きく切られているので、ハンバーガーが崩れづらく食べやすいのが個人的に好ポイントです。

ワッパーは量が多いので、腹が減っているときにしか食えないというデメリットもありますが…

(ちなみに写真のはワッパーチーズにベーコンをAddしています。バーガーキングのベーコンは燻製らしいスモーキーさがあり、噛み始めはカリッとしているが噛んでいくとベーコンのジューシーさが出てくる味わい深いものなので非常におススメです。)

 

マイブーム、それはサブウェイです。

サブウェイはアメリカのサンドイッチチェーン店です。全国に数多の出店をしているため、名前を知っている人は多いはず。

サブウェイのサンドイッチといえば、やはり拘りぬいた野菜をふんだんに使っているということだろう。そんなサブウェイのサンドイッチは女性人気が高い。私が行くとかなり女性がいましたが、だから男性は入りづらい!ってことはなく、男性も割と入っています。マクドナルド感覚で入っても全然大丈夫かと。野菜がメインのサブウェイですが、ハムやチキン、BLTといった肉のサンドイッチもあります。

私は偏食しないので野菜も好んで食べる人間です。あまりに野菜が食べたくなった時にたまに行きます。野菜のサンドイッチなので、肉が厚いハンバーガーより腹にたまらず、小食な私にとって朝や昼にうってつけの量と感じます。おやつとして食べても全然大丈夫。

ベイクされた温かいパンとフレッシュな野菜、選りすぐりのドレッシングは非常に相性がよく、サラダを食べつつパンを違和感なく食べるような感覚になります*1。焼いたロールパンにハムとレタスとマヨネーズを挟むと美味しいですよね?そんな感じです。

まあ実際、サブウェイのハードルが高く感じるのは注文の煩雑さであると感じていて、やはり初めてサブウェイに来た人は右往左往してしまうかもしれません。私も特別行き慣れているわけではないので、トッピングやドレッシングの注文は結構雑です。とりあえず「おすすめ」と言ってればいいゲームとなっています。まあ実際おすすめだとハズれないので美味しく食べたいなら安牌を取るべきかと。

パンを焼くと少しだけ完成に時間がかかりますが、新宿みたいにクルーがたくさんいる店舗はかなりスムーズにサンドイッチを作ってくれます。ワンオペだと人並んでいると結構時間がかかります。あそこは立地が良いのもあって人入りますからね~

 

そんな私のマイブームでした。

 

ちなみに秋葉原ではでかいゆるゆりの広告が。結局秋葉原行ってんじゃねーか!って、USBケーブル調達するためには要秋葉原案件じゃないですか。

 

 

今回で遠征記事は最終回となります。最終日に何があったのかを綴っていきますのでよろしくお願いします。

 

前回のあらすじ

八幡浜港から瀬戸内海をぐるっと回って広島に到着しました。

 

kyu-kashi.hatenablog.com

 

※注意 この記事には、飯の写真が含まれています。深夜に見て精神的な被害を受けたとしても私は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。既に飯の写真が貼られているとツッコミたくなりますが、この記事はそんなレベルじゃない飯テロ回なのでご覚悟を。

▶ホテル Hotel

 

前回飲食店街から締め出しを食らい、泣く泣くホテルでコンビニ飯となった我々。

広島といえばお好み焼きが非常に有名ですが、お好み焼きを食べるためだけに来た広島でお好み焼きを食えずに寂しくコンビニ飯とは、旅の風情もぶっ壊れ。

 

やけになってコンビニでやけ買いしてしまう(食えなかった分は翌日の朝食となりました)。

しかし、我々は一筋の希望の光を捨てていなかった…!!

 

ホテルについて、ジジイの一足先にシャワーを浴びる。

その間相方は買ったものをレンチンしてきてくれました。

ホテルに電子レンジが置いていないことを懸念していましたが、さすがにそんなことはなかった。

 

シャワーから出て食べるコンビニ飯。それは…

 

お 好 み 焼 き

 

そう、我々はコンビニにお好み焼きが置いてあるという希望を捨てていませんでした。

そのコンビニには(広島風)お好み焼きがちょうど2つ*2。まるで我々を待っていたかのように商品棚に並んでいました。

んで、私はこれ見よがしに米を購入。粉ものには米でしょ。

腹が減りすぎて死にかけていたので、調子に乗った我々は餃子も追加発注。これはさすがにやりすぎました。小食の私にとっては量が多すぎた。

そして机の上に置けなかったぶんは窓枠へ。酒のつまみのよくわからないものと、これ見よがしに自己主張してくるサッポロ黒ラベル。やっぱりね、お好み焼きにはビールですよビール。当然朝早い翌日にグロッキーになるわけにはいかないので低い缶を。相方はクソ酒が強いので500缶でもノーリスク。いや、500缶どころか1.5Lあっても平気かも…

このご時世、店で酒を売るな!みたいな風潮だったので、コンビニ飯であったことで黒ラベルを遠慮なく飲めるのはむしろ幸いでした。お好み焼きに黒ラベル、最高ですよ。

コンビニのお好み焼きの味ですが、さすがに店と比べるのは酷ではありますが、しっかりとお好み焼きでした。店で食べれなかったのは残念でしたが、コンビニで売っていたことが本当に幸いだった。しっかり我々の舌と胃袋を満足させてくれました。決して店の下位互換ではない。

今度はお店でやりたいね、ビールとお好み焼きの組み合わせは。

お好み焼きには米です。広島のお好み焼きには焼きそば(中華麺)が入っているため、伝家の宝刀 炭水化物&炭水化物 です。粉ものに米なのと同時に焼きそばにも米なんだよ!!!美味いんだよ!!!!!!

関西風のお好み焼きでも米を合わせて食う人は多いはずです。むしろ中華麺の入ってない関西風のほうが米と合わせやすいかも。

▶広島駅 Hiroshima sta.

 

翌日、広島駅。この旅も遂に最終日となりました。

ここからは再び山陽本線を使います。

乗るのは初電の227系。さすがにキハ40ではない。

隣のホームにも227系がいます。既に広島は全電車が227系。末期色と言われ続けた國鐡廣島の姿はどこにもなく、あるのは広島カープの色のれっきとしたJR西日本の新製車両。

駅ビルも建て替えられればまさに広島は令和の街となりそう。キハ40?知らんがな。

 

まるで夜のような、日の出前の山陽本線を通る。

西日本は東日本に比べて日の出が遅い。と言っても誤差レベルなのだが。

通過しているのは広島貨物駅。MAZDA Zoom-Zommスタジアム広島の付近を通ります。1月は試合がないので、ズムスタも寂しく明かりを灯していません。

限界旅を見慣れた方ならここで岩国方面へ向かうことを想像したかもしれない。んなわけあるか。東京から鈍行で一日で行ける最長距離を考えたら広島は割とギリギリなんですよ?というわけで残念ながら岡山方面です。

ギリギリと言っても、乗り換え時間には割と余裕があり、少しは寄り道できる時間が捻出できます。というわけでこの日は途中下車してご飯を食べれるんですね。うどん食いたかった…(まだ言ってる)

三原駅 Mihara sta.

 

乗っていた電車は山陽本線糸崎行き。ですが、後続の山陽本線姫路行きの電車はこの三原駅での始発となります。ということで、我々は糸崎駅まで行かずに手前の三原駅で下車。

本来系統分離されている駅は糸崎駅なのですが、隣に新幹線が止まり山陽本線呉線の分岐する三原駅が存在するというせいで、糸崎~三原間は比較的本数が多くあると思います。常磐線水戸駅勝田駅も似たような感じで、系統分離されているのは車庫のある勝田駅なのですが、勝田駅がホーム数少ないうえに、高萩方面からの水戸駅の利便性が損なわれるということなどもあって、高萩方面の列車は水戸駅まで来ます。水戸駅勝田駅間も1駅間だけ本数が多い区間となっています。似た者同士です。

ちなみに勝田駅には何もなさそうに聞こえますが、あの駅はひたちなか市の玄関口。ひたちなか海浜鉄道の乗換駅で、季節によって表情を変えるネモフィラ・コキアの丘で有名なひたちなか海浜公園や海水浴場の阿字ヶ浦海岸への鉄道アクセスも担っています。

ひたちなか海浜公園はコロナ前までのロックインジャパンの開催地でもありました。今年から場所が変わってしまったみたいです。

現状は終点の阿字ヶ浦駅から距離のあるひたちなか海浜公園ですが、将来的にひたちなか海浜鉄道を延伸させる構想があるそうです。あそこの路線の収益のほとんどが学生定期であり、駅から遠く不便であるために観光客の誘致がしきれていないのが一因としてあるのかもしれないです。ローカル線が延伸構想を持つのはなかなか珍しい話ですよね。

 

話が大きく脱線していました。

三原駅では20分くらいの乗り換え待ちです。早朝ということで駅前何一つ開いてなし。非常に退屈なのですが、あまりにも寒すぎる。

いやいやさすがに寒すぎる。広島ってこんなに寒いのか…?

 

- 8 ℃

 

ばーーーーーーーーか。そりゃ寒いわ。

この旅通して気温が恐ろしく低く、恒常的に氷点下の中の旅行となっていましたが、まさにこの瞬間がこの旅の最低気温となったでしょう。

いちおう四国でも0℃~-3℃でした。あれが可愛く感じる。

冬場に北海道に行かなきゃ防寒を怠っていいというのはダメですね。寒さ対策は徹底的に。

んで、この-8℃の中20分待たされるのは恐ろしくしんどかったです。防寒着を貫通する寒さを法律によって禁止してください。

 

20分後、ようやく電車がきました。岡山方面から黄色いのが折り返します。

寒すぎて写真撮ってられる余裕がありませんでした。秒で電車に乗り込みます。

 

これは白いの

 

暖房の効いた車内は至福でした。

早朝の電車はスイッチを入れたばかりの暖房が効いていないことがありますが、この黄色いのはちゃんと効いていました。よかった。

黄色いので姫路へ向かいます。

 

瀬戸内海からの朝焼け

虚空を切り裂く光の訪れは闇を一瞬にして葬り去る一日で最も美しい瞬間。

暁光に照らされる世界には神々しさが感じられ、神様が私に一日分のパワーをくださっているかのよう。そして冬場の透き通った空はより鮮明に世界を映し出してくれる。

光が創るシルエットはまさに芸術品であろう。山のシルエット、電車の車窓、東に浮かぶ雲、飲みかけの三ツ矢サイダー、すべてが世界の創造物であることを私に伝えてきてるかのよう。

そんな私は朝が非常に苦手である。酒が抜けていても死にかけです。

 

ここで前日にコンビニで買って昨日食べきれなかったいちごとホイップのサンドイッチを食べる。あの量買っといてまだサンドイッチを食おうとしているのかよと思えるけど当時の私は相当飢えていました。空腹で空腹でとにかく飯を食いたくてしょうがないときって、食える限界量以上に買ってしまうことってありませんか?私はよくやっちゃうんですよね。胃袋が小さいことを自覚しているにも関わらず。

 

三原駅から姫路駅はかなりのロングラン。岡山地区を東西に貫きますから、そりゃあ長いですが。

ただ、この電車に乗るだけで一気にアーバンネットワークに突入すると考えるとなんとも長距離列車の恐ろしさを感じられます。

山陽本線は鈍行と貨物列車しか走っていません(たまにスーパーはくと等の特急もいる)が、全線に渡って複線で、交換や列車退避みたいなのがあんまり無いので鈍行でもかなり楽に乗っていられます。四国や九州みたく、特急が走っているうえに単線の路線はほんとうに駅の停車時間が長すぎて発狂できますから。

それでも腰とケツが痛くなる東北本線はダメです。

尾道を過ぎてから記憶がないのでたぶん寝てました。ホテルで起床事故起こせば旅程崩壊で済む話じゃなかったので細心の注意を払っていましたから。疲れが祟ったのか?

 

Day2で通った山陽本線を順調に上っていきます。

山陽本線はこの旅では2回上る変人をかましていたので、まともな旅程はこの日限りです。

上郡駅からはアーバンネットワークに突入。ついに関西圏に突入します。と言ってもこの旅ではアーバンネットワークは素通りするんですが。

関西であればアーバンネットワークであり、アーバンネットワークであれば関西である、と感じる私は気づいたら関西にいるというわけ。Part1以来のアーバンネットワーク、Part1以来の関西ということもあるのか、執筆中の私は関西要素が欠乏しており、今すぐにでも夜行バスで京都へ行きたい気分。551が無いとき。

▶姫路駅 Himeji sta.

 

姫路駅に到着。

223系が見えるともう関西圏どころか大阪圏の気分です。

姫路は神戸、大阪への通勤もできる距離であるため、大阪圏でないというのも間違いであるかも。

大阪に新快速で通勤するなら西明石が限界のイメージがありますが、実際はどうなんでしょうか。大阪から1時間ちょいかかる姫路は通勤の負担が大きすぎる気がする。

鉄道ファンからしてみて姫路といえば、「新幹線が止まる」「サンライズが止まる」「新快速の終点」「姫新線播但線」「山陽電鉄」というイメージがあると思いますが、鉄道に詳しくない人からしてみて、姫路といえば何を思い浮かべるだろうか?

 

おそらく、多くの人が「姫路城」と答えるのではないでしょうか?

数多の戦火を回避し続けてきた美しい白漆喰の天守でおなじみ姫路城は国宝・重要文化財ユネスコ世界遺産などに登録されてるため日本で知らない人はいないんじゃないでしょうか。濠の内側は姫路公園となっていますが、天守のある櫓の内側はまるで迷路かのような構造となっており、敵の行く先を阻んだといわれています。

戦争の空襲からも大きな被害を受けなかった姫路城および姫路城天守は、きょうも姫路市を高いところから見てくれています。

城に関してはマジで疎いので勘弁してください()

最近まで平成の大改修をしていた姫路城ですが、令和の今はよく天守を見ることができます。

 

駅前から城までのクソデカ大通りには多くのバスが通っています。姫路城に行く人のためであったり、広い市域をカバーするためであったりするんでしょう。写真では駅前すぐにでかでかと天守がそびえたっているように見えますが、実際は1km以上離れた場所にあります。

世界遺産であるため、外国人観光客の量もシャレにならないのか、英語の看板もあります。世界遺産の効果ってそれほどすごいんですね。京都は世界遺産抜きにしても多すぎますけど。四条通の日常

ちなみに姫路城のさらに先、播但線野里駅のそばに地方競馬姫路競馬場があります。さすがに遠いので今のところ行く予定はありません。

 

姫路駅では乗り換えに時間があります。そのため、これから姫路城に行こうと思います!!!

って言いたかったが、残念ながら姫路城に行けるほどの時間はありません。よーいドンで駅から濠まで往復マラソンしているだけで時間が無くなってしまいます。

時刻はお昼前。朝も早かったし、お昼ご飯にはちょうどいい時間かもしれない。ということで、姫路駅傍のお店に向かいます。

先ほどの写真を見ればわかる通り、姫路駅からは姫路城の天守が非常にきれいに見えるため、姫路駅前には白のビューポイントが多数設置されていました。

 

お昼ご飯はこれ。明石焼こと玉子焼。ここでは呼称を現地の ”玉子焼” で統一します。

玉子焼は鶏卵と小麦粉などの生地でたこを包んで焼いて、出汁にくぐらせて食べる料理です。主に明石市姫路市で愛されている料理で、外様からして玉子焼と言われると思い浮かぶアレと混同することを避け、外では明石焼とよく呼ばれているそうです。

具材にたこが使用されているので、関西のたこ焼きと似ているとよく言われているらしい*3ですが、生地に鶏卵を多く使用していること(玉子焼って言ってるしね)、たこ焼きには具材に天かすやネギ、紅ショウガなどを入れたりしますが、玉子焼にはたこしか入っていないこと、たこ焼きはソース、鰹節、青のりをかけて食べますが、玉子焼はかかっているソースが少なく、出汁につけて食べるといった違いがあります。

 

参考:たこ焼き(大阪にて)

玉子焼は卵を多く使用しているため、生地がけっこう柔らかくなっています。まるで「この料理は俺が主役なんだ!」と卵が主張しているかのよう。

食べてみると、たこ焼きとは全くの別物です。玉子焼は粉物感が少なく、生地の卵が味の主役を主張してきます。

もともと玉子焼を冷ますために提供されたといわれているこの出汁ですが、この出汁にくぐらせて食べるというスタイルは私にとっては全く慣れないものでした。しかし、食べてみると納得のいく味でした。おそらく玉子焼単体で食べた時と出汁をくぐらせた時では、ソースや卵のこってりさが薄れ、出汁による味の複雑さが増す感じになると思います。

ちなみにこのソースのかかっているスタイルは姫路のほうではよく見られるスタイルのよう。明石のスタイルではソースがかかってないプレーンで提供されるのが多いんだとか。

玉子焼をただ出汁にくぐらせた程度では余裕で出汁が残りますが、この出汁はお吸い物のように普通においしく飲むことができます。

この玉子焼はがっつり飯というよりは軽食に近く、おやつ感覚で食べれると思います。私にとって昼飯はおやつ感覚で食えるものであることが理想なので、十分な量であったと思っています。

ちなみに10個で300円~400円くらいでした。かなりリーズナブルなので、ご当地飯ではかなりハードルが低いです。

20分あれば食べれるので、割ときついスケジュールの中でも余裕をもって食べれるのではないでしょうか。

 

さて、兵庫のご当地飯を堪能したところでそろそろ乗り換えの電車が発車しそうです。またタイトスケジュールやってやがりますよこいつら。

急いで姫路駅へ向かいます。

 

写真の使いまわしなのでアレですが、姫路駅にはまさに今発車の準備をしようとしている223系がいます。

発車は1分後。ギリギリ乗り込むことに成功しました。

ただでさえキャリー引いているので、こんなしんどいムーブはごめんなんだけど、ちょっと玉子焼を食べるのにゆっくりしすぎたのかもしれません。いや、たぶん姫路城撮影の下りで時間取りすぎたかも。

八幡浜ダッシュ事件があった翌日も元気に猛ダッシュしている姿はまさに限界遠征そのもの。今回はそんなに限界遠征っぽさを出していないんですけどね~…ジャンボフェリー乗ってないし。

 

223系は新快速米原行き。これに乗るとアーバンネットワークの西部からいっきに東端までショートカットできます。

新快速というチートアイテムはほんとずるいですよね。やはり京都・大阪・神戸の3つのメガロポリスを擁した路線ではこんなことができるんだなと。

こんなのによく阪急や阪神は戦ってるよと感心できます。

ちなみに東京(大宮~大船)で新快速を走らせた場合、停車駅は大宮、さいたま新都心、浦和、赤羽、尾久、上野、東京、新橋、品川、川崎、横浜、戸塚、大船になるので何をしてもダメ。

 

西明石からは複々線草津まで続く120.9kmの複々線は日本最長。大阪平野が都市規模の割に狭いが故に大都市が瀬戸内海沿い、そして播磨平野まで連なった結果、細長い主要本線が出来上がった感じでしょうか。

東京の複々線区間は5方面*4に分かれていますが京浜東北線区間がイメージがつきやすいのでそれと比較すると、大宮~横浜間は59.1kmとなっています。それと比べると非常に長いことがわかりますよね。

東日本では「遠くのほうへは普通列車*5に乗ってくださいね~」って感じで、混雑緩和のために遠近分離を取っているのですが、その普通列車は上りは複線区間から大混雑、下りは快速停車駅の人も乗って大混雑というのが日常茶飯事。東海道線、中央線、お前だよ!!!

明石海峡大橋 Akashi-kaikyo bridge

 

こちら、西舞子駅手前付近。

山陽電鉄と国道2号が並走しています。

そして奥に見えるのが本四連絡橋の最東端にある神戸淡路鳴門自動車道明石海峡大橋

明石といえば4つ有名なものがあって、1つはこの明石海峡明石海峡大橋明石海峡大橋は2022年にトルコのチャナッカレ1915橋ができる前までは主塔間距離が世界最長の大つり橋であることで有名でした。故に当時はギネスブックにも掲載される正真正銘世界最長のつり橋だったわけです。記録は常に塗り替えられるものですから仕方ないですね。

2つ目は日本標準時がこの明石市が基準になっていること。時間というのをおさらいすると、イギリス・グリニッジ天文台を基準として360°を24等分した15°刻みがおおよそ1時間となっていて、日本標準時子午線の持つ明石市は東経135°、よってGMT+9hが明石市、つまり日本の時間になっているわけですね。

人丸前駅日本標準時子午線が通過していることは鉄道ファンにとっては有名ですよね。

3つ目は玉子焼。先述のため省略

そして4つ目は明石市長。有名ですね。

 

そんな瀬戸内海の眺望を新快速で華麗にスルーしていきます。

ここらへんってほんと景色いいですよね。大阪通勤圏とは思えないですよ。東京でこれくらいの眺めが見たいなら近いところで江ノ電くらいしかない。東京湾に眺望なんてありませんから。絶望ならある

この角度だと橋梁のトラスがよく見えますね。本四連絡橋のトラスはどれもきれいです。

 

通勤客にも行楽客にも観光客にもオタクにもやさしい新快速は通勤客も行楽客も観光客もオタクも腐るほど乗っているはずです。そのため語ることがほとんどない!!

大阪駅 Osaka sta.

 

再びの大阪を華麗に素通り。551を買わせてくれる時間すら我々には与えられていない。無いとき~

大阪駅は梅田にあるので実質梅田駅*6なのですが、大阪駅の北には東海道線大阪環状線を短絡するように梅田貨物線が敷かれており、そこにはかつて梅田貨物駅がありました。現在梅田貨物線は地下化工事中で、廃止された梅田貨物駅跡地の地下に新しく貨物線用の駅ホーム*7ができるみたいです。いままでは貨物線を通る ”京都くろしお” や ”はるか” が大阪駅付近を通るにもかかわらず経路上通過せざるを得なかったのですが、この新ホーム完成に伴ってついに大阪駅に停車できるようになるってことですね。

※青線が短絡線

 

大阪駅新ホームは2023年春に完成予定ですが、このホームは2面4線構造で建設されています。大変オーバースペックです。なぜなら特急は毎時3本。西九条~大阪が単線でも賄える本数なのに、2面4線!?!?!?!?って思いますが、実はこの駅はJR・南海電鉄なにわ筋線の延伸を見越したホーム構造になっているようです。さて、この路線が開業するのは何年後かな?某氏のブログが2022年に追いつくのとどっちが先か?

ちなみに、現在新大阪止まりのおおさか東線の列車も、この新しい大阪駅にやってくる予定であるそうです。おおさか東線は貨物線を使っているので、いままで大阪駅に乗り入れるのは不可能だったわけですね。おおさか東線が西九条方面に伸びてたらもうそれはおおさか東線じゃないんだわ

 

結構タイムリーな話題でしたが普通に脱線してしまいました。

 

新快速で上っていきます。 ※写真は京都駅の湖西線

複々線区間西明石草津ですが、新快速は姫路~敦賀ととんでもなく長い。244kmあるそうで、沼津~宇都宮よりもロングランと考えるとその恐ろしさがわかる。常磐線の上野~竜田とおなじくらいの距離。
223系の車内は長距離でもあまり疲れないのがすごくありがたい。E531やE721の背もたれ直角クロスシートとかすぐに尻と腰が破壊されるので。

 

京都をこえてもまだまだ新快速。まだまだ通過していきます。田舎の区間でも通過運転してくれるのはうれしいよね。

 

米原駅 Maibara sta.

西小坂井

さて、新快速に乗っていればいつの間にか米原に。

ここでは普通列車大垣行きに乗り換え。この区間は基本的に優等列車が走らないため、普通列車でのんびり大垣まで向かいます。

乗るのは311系313系が多すぎるゆえに少ないわけでもないがレアに感じてしまう車両。これでも15編成存在する。トイレの静電気がこちらもやばかったが、行く頻度が少なかったからか、227よりはトラウマにならなかった。酒飲んでいなかったからな。

そしてこの旅では初めての311系。この区間はだいたい313系がやってきます*8から、編成が少なくない割にはレアに感じてしまう。

311系とは大垣行きまでの短い間しか乗れませんが、楽しんで乗っていきましょう。

 

後日撮影のこちらは311系の車内。

鮮やかなブルーのモケットである313系と比べて非常に地味なデザインです。同い年であるJR東日本719系とけっこう似てるような車内デザインで、外見も兄弟感があったことから、一定の基準は統一されていたんでしょうか。719はケツ痛くなる固定クロスシートでしたが311系は転換クロスシート。微妙に違う。

トイレは313系と異なり車いす非対応。車いす対応していようがしていまいが静電気が帯電します。嫌いです。

東海や西日本の車両は背もたれが直角じゃないので、長距離移動はかなーり快適です。当然リクライニングがあるに越したことはありませんが、なくても直角じゃないだけ全然楽ですね。直角は腰とケツが壊れますから(2回目)。

 

関ケ原定期

 

大垣駅 Ogaki sta.

一瞬で大垣駅に着いてしまった… 写真に違和感と既視感と覚えてはいけない定期

ここからは新快速かなんかで一気に愛知県の東端部、豊橋駅まで向かいます。

岐阜や愛知は静岡県より距離が短いですが、いうてもなかなかの距離があります。それでも楽に感じてしまう。何故か?

理由は2つあって、1つは優等列車の存在。やっぱり、速達列車は目的地への到着時間が短くなるので、かなり距離の割に楽に感じますよね。やっぱり苦痛の原因は着席時間にあるのだろう。

もう1つは静岡区間ロングシート車両であること。最近セントラレルライナーの車両がやってきましたが、それが来る前までは313系含めて全車両オールロングシートでしたからね。クロスシートではない長距離移動は心理的にも肉体的にも苦痛に感じてしまう。静岡区間はけっこう混雑するらしいので、これっきりは仕方ないのかも。

かといって愛知地区も混雑しないわけではないんですけどね。愛知は本数が多いからでしょうか?

 

西小坂井

313系豊橋方面へ。
岐阜駅を通り、名古屋駅も通っていく。

 

こちらは別日の名古屋駅。これが名古屋駅に見えるか?いや、見えないだろう。
2021年末の寒波のせいで名古屋まで大雪が降り、その結果名古屋が銀世界となりました。

なかなか面白いがなかなかしんどかったので、この話は別記事でもしたい。

 

愛知区間東海道本線優等列車が途中各駅停車を数回追い抜いてくれます。優等列車の速さを噛みしめながら向かう先の地獄を見て見ぬふりをします。

 

ここで登場する311系313系の写真を撮影した西小坂井駅も通過し、列車は終点へ近づく。

豊橋駅 Toyohashi sta.

新幹線が停まったり駅前に駅前電停があったりする豊橋駅

ここまでくるともはや「よく来る」って感じがします。鈍行では東京からだと名古屋までは行きやすい距離ですからね。

爺とはもはや数えきれないほど通った駅。ひとりでも何度か訪れている駅。そして何故か一度も新幹線で使ったことが無い豊橋駅見慣れていますね。

豊橋駅はみんな大好きあの飯田線に乗り換えられますが、今回は当然乗りません。飯田線には第二次西日本遠征にて完乗し干からびた経験があります。三遠南信の山奥を通る飯田線は秘境路線の1つですが、途中の豊川とか新城とかまでは結構な本数が担保されています。飯田線名鉄と途中まで線路を共用しているという面白い路線でもあります。

乗り換え時間は少しあるので、おやつの時間ということで少し買い足し。

 

こちら、いちごミルク。

果汁1%なのでリアルいちご感が少ないのでレビューは省略します。

乳飲料はお値段張りがちですが、たまーにのみたくなるんですよね。気分的に。

たぶん「私は橘ありすです」とかやりたったんだろうなぁ~と思ったりしますが。気のせいですよ。

 

豊橋で再び乗り換え。211系です。これでどんどん東進していきます。

豊橋駅からは普通列車しかない静岡県区間。18きっぱーの天敵、静岡県区間。211系がよくやってくる静岡県区間。起きている私はワープ能力を持たず、地獄の静岡県区間をひたすら耐久するゲームの開始です。ワープ能力を持った私は沼津豊橋を10分で走破したり、豊橋新横浜の新幹線を30秒で走破したりできる。そこをのんびり行くわけだ。

豊橋駅は静岡地区と愛知地区の車両の分かれ目の駅ですが、オールロングシートを座り続けてきた18きっぱーが愛知地区に入ってクロスシートにありつけた至福感と、クロスシートを座り続けてきた18きっぱーが静岡地区に入ってオールロングシートの洗礼を受けるという対比構図が発生するのは静岡地区の両端駅ならでは。まさにPart1の私と今回の私の構図。行きの静岡と帰りの静岡、どっちが苦痛かはもうおわかりだろう。

ほんと、この区間はぜひともセントラレルライナーに乗りたい。

 

もう夕方で外は徐々に暗くなっていく。普通掛川行きに乗っていくが、この区間に関しては特に何も話すことのないので一気に掛川駅へ!

 

 

行きません!

 

▶浜松駅 Hamamatsu sta.

さて、わざわざ浜松駅で降りたのにはもちろん理由が。

浜松市静岡県で2つある政令指定都市の1つで、人口は静岡県を抑えた県トップの人数あり、商業規模も県内では静岡市並みと、県庁所在地と差異無いほどの大都市となっています。

そんな浜松市の中心駅が浜松駅。新幹線も止まる大きな駅前には写真に写る大きなJRの駅ビルもあれば、遠州鉄道にも自社の百貨店がある豪華仕様。写真は遠鉄百貨店側からの撮影。

私はたまーに静岡に行きますが、浜松にはあまり行きません。理由は簡単で、静岡がでかすぎるからです。ただでさえ沼津~静岡でさえしんどいのに、静岡~浜松の距離を追加すれば無事発狂できます。

 

ちなみに、東京から鈍行で浜松に日帰りで滞在することは一応できます。

ただ、移動が多いので時間に余裕はないでしょう。

 

以前私は一度だけ浜松に行ったことがあり、それは身内のグループ(7人)で「天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅にある車庫を見学させてもらおう」とのハゲ鳥コぺハ鳥氏による発案でのことでした。ここはとある映画に登場したことから、かなり話題となった場所でした。私もその映画を見に行っていたので、たいへんな既視感でたいへんでした(語彙力)。スタッフロールの天浜で安心したのは私だけじゃないはず。

しかし当時はその映画の公開前であったためであったり、雨天であったこともあるのか、車庫見学は我々以外に数人ほどしかおられませんでした。

 

転車台に入線する車両

 

扇状車庫

この記事では詳しいツアー内容は割愛します。

この車庫見学ツアーは1日に平日は1回、土日祝日は2回行われ、予約不要で参加することができます。300円前後の有料ですが、大変興味深く、その価値はあると思えた内容でしたので、天浜にいらした際は是非この車庫見学ツアーに参加してみてはいかがでしょうか。

 

と、東京からなら鈍行でこれくらいのことはできます。勿論静岡でおなじみ、さわやかに行く余裕も全然ありました。この日は相変わらずの開店前凸。さわやかで一番並ばない方法がこれ。ちなみに大阪からでも鈍行で日帰り車庫見学ができます。そのかわり、少々滞在時間が短いので、さわやかを食べるタイミングには注意するべきです。

 

 

さて、もちろん天浜のために浜松駅に来たわけではありません。

我々は遠鉄百貨店に向かいます。当時は鬼滅の刃かなんかのイベントをやっていたために迷子になりました。なんで?

 

浜松駅では後続の三島行きに乗り換えますが、乗り換え時間は1時間近くある。

そのため、浜松駅で夕食を食べようということ。

 

さて、夕食は何かというと…

 

この炭火焼きハンバーグ、このフォント、静岡県浜松市

ということは?勘のいい方ならもうお気づきですね。

 

はい。さわやかです。

さわやかといえば静岡名物ですね。静岡といえばさわやかだし、さわやかといえば静岡とも言えるほど。

さわやかといえば普段30分は少なくとも並び、長いときは3時間待ちとかになるほど人気なハンバーグチェーン店。しかし、ご時世もあり、外出や外食を控えていることか、並ばずに数分で入店できました。駅前でそんなに並ばないのは大変珍しく、そして楽であるため、私としては大変ありがたかった。

 

開店前に行かないと並ばずに食べれないさわやか。10分足らずで入店できる凄さがお分かりいただけるだろうか。

ちなみに浜松は静岡等の県央部よりも空いている傾向があるという噂があります。真実かどうかはしりません。

 

実家のような安心感、という感じのげんこつハンバーグ。

さわやかのハンバーグはレアの状態で提供されますが、そのレアが好きな私にとっては大変満足できる。

ハンバーグは強い直火で焼かれているので、外はしっかり焼かれているが、中はレアな状態になっているんですね。

そして強火で焼かれているからか、肉汁が外に出ないので、カットされてから食べるまで肉汁いっぱいです。

2種類のソースで提供されることが多いですが、私がやりたいのは岩塩で食べることですね。肉の味がストレートにくる岩塩は炭焼きハンバーグでは一番おいしい食べ方かと思います(個人的な感想です。)*9

和風ソースかデミグラスか迷ったときは「ミックス」と注文すると、両方のソースを出してきてくれるそうです。

さわやかには地元民もよく来られるそうで、バター醤油で食べたりハバネロソースを落として食べる方もいらっしゃるそうで。とりあえずいろいろな食べ方を試すのは次にさわやかに行くまでの辛抱ですね。

 

秒で消滅しました。

向かいでは悠長にアイスティー飲んでる奴がいますが、乗り換え時間が迫っていることにお気づきですか…?

 

1時間弱という乗り換え時間でハンバーグを平らげた我々だが、当然1時間でさわやかにゆっくり滞在していられるのは結構時間的に微妙。

発車10分前になってようやく急ぎだす。いつものことだ。八幡浜然り姫路然り、この旅行では5秒前行動状態になっています。

ということで、またまたキャリーバッグダッシュです。

 

浜松駅からは211系の三島行きに乗ります。

また静岡の長距離を横断するのは骨が折れますね…

浜松から三島までは136km、2時間半かかる距離です。

複線区間であることが幸いで、長い長い静岡と言われていても、愛媛とか宮崎よりはぜんぜん長く感じない(らしい)です。Part4での愛媛は横断にウン時間とかかりましたから…

 

掛川、静岡と新幹線の停まる駅を通っていく。そのたびに乗客が入れ替わっていく。浜松駅近辺や静岡駅近辺はやはり人が多いですが、それ以外の場所ではそれほどでもない人数でした。やはり大都市近辺には突出して乗客も多いようです。

東海道なだけあって、沿線は特別田舎ってわけでもないんですけどね。御厨みたく最近新しく駅が作られたり、東静岡みたいにいますごく活発な開発がされている駅もありますし。

 

ちなみに、夜の時間帯には浜松から静岡に向かう「ホームライナー静岡」と、静岡から沼津に向かう「ホームライナー沼津」が存在します。

ホームライナー静岡は、浜松を出ると磐田、袋井、掛川、菊川、島田、藤枝、静岡と停まっていきます。また、ホームライナー沼津は、静岡を出ると清水、富士、沼津と停まっていきます。

沼津からもホームライナー静岡やホームライナー浜松が出ており、停車駅は上記と同じ。

このホームライナー373系が使用されるライナー列車で、途中駅を通過する優等列車となっています。

ライナーは座席定員制で、乗車にはライナー券(着席指定券)が必要となっています。特急券みたく別途料金が必要です。

しかしこのライナー。18きっぷで乗車可能です。なんということでしょう。

18きっぷを使って静岡から東京に帰る人にとっては非常にありがたい存在。私も何度か使用したことがあり、沼津からのグリーン車リレーは18きっぷでやっていいのか?の思えるほどの快適さ。静岡区間の地獄のロングシートから解放され、我々はクロスシートを手にすることができる!そんな車両。地味に普通列車よりも速い。やはり静岡地区のクロスシートほど喜ばしいものはないだろう。

最近は主にJR東日本が、ライナーを廃止し順次特急移行してしまっています。大昔のホームライナー土浦がフレッシュひたちに統合され、185系などが使われていたホームライナー鴻巣ホームライナー古河は651系スワローあかぎに変更されたり消し飛ばされたり、E351やE257が消滅した中央ライナーはE353の特急おうめ・特急はちおうじに変更*10185系湘南ライナーはE257の特急湘南に変更。 …と、ほぼすべてのホームライナーが特急になってしまいました。今はムーンライトも廃止されたので、不便な世の中になってしまいました。国鉄車両が全廃されたことにより、JRの会社間を越えづらくなったんでしょうね…

深夜はもう夜行バスに頼るしかなくなってしまうのがこれからの世の中でしょう。

 

当然我々も静岡からHL沼津に…乗りたかったんですが、時間がうまくかみ合わず…

ひたすら211系耐久が続くことになりました。クロスシートに座れなかった敗北者。

 

ちなみにこの時、デレマスの新年ライブ THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Broadcast&LIVE Happy New Yell !!!” の配信放送をしていました。当時新年ライブは幕張メッセで有観客で行われる予定でしたが、憎きコロちゃんが観客を一掃していってしまいました。癪!

ということで、211系の車内でライブを見る変人になっていました。

 

 

さて、今度こそこの列車を終点まで乗車し、いざ三島駅へ!

 

行きません!

 

Deja vu I've just been in this place before higher on this street and I know it's my time to go♪

 

沼津駅 Numazu sta.

Muma zu

駅構内と南北移動が究極の不便を誇るラブライブサンシャインに戻ってきました。

ここでは30分くらいある乗り換えのため、改札外で買い足しを。

 

沼津駅前は実にラブライブサンシャインしていますね。相変わらずです。

沼津市自体もラブライブサンシャインのおかげで結構な人が来てくれているみたいですが、そのせいでSuicaトラブルが増えているんだとか。

というのも、沼津駅JR東海の管轄。TOICAの利用エリア内にあります。

…ということはSuicaも使えるんじゃね?って思いますよね?はい。利用可能です

 

ですが、東京から鈍行で沼津へ行く場合は話が別。東京~熱海はSuicaの首都圏エリア、熱海~沼津はTOICAエリア*11となっています。つまりは、交通系ICカードのエリアが違うわけなんですね。

そう、その ”交通系ICカードのエリアが違う” ことが鬼門で、ここのエリアを越えて交通系ICカードを使うことができないんです

ちなみにこれは西日本にも言えることで、京都から岐阜に鈍行で行くとなった時に、京都~米原ICOCAエリア、米原~岐阜はTOICAエリアとなっているので、同様のことが言えます。

…じゃあどうすりゃいいの?東京沼津は乗れないの?って思われる方、ご安心を。これらの対策方法があります。

指定席券売機みどりの窓口で東京~沼津のきっぷを買って乗る

・一度熱海駅*12で改札を出る

小田急線で新松田まで行き、沼津方面行きに乗り換える*13

青春18きっぷを使う

これらをすれば、安心してエリア間を越えられます。わーい!

沼津が東京の近場ならではの弊害でしょうか。文明の利器でも使い方によっては不便になってしまうものです。

 

 

近場のコンビニで買い足して、次の列車を待ちます。

 

きたのはE231系
沼津始発の宇都宮行きです。

こいつもなかなかのロングラン運用。今は宇都宮駅で黒磯方面と運用が分かれているので、E231やE233は宇都宮までしか行かないっぽい。宇都宮~黒磯は今は205を駆逐したE131系での運用であった気がします。むかしは上野東京ラインの黒磯行きがあったのにね…

もともと黒磯方面は宇都宮で運用が分かれていることが多かったので、いうほどあまり変化がなさそう。205がE131になったことで居住性が上がったのはユーザーからもうれしいことなのだろうか。オールロングシートだけど。

東北本線は今は宇都宮、黒磯、新白河、郡山、福島で運用がブツブツ切れるので非常~~~~に使いづらくなってしまった。乗務員や車両の兼ね合いとか運用効率化とかあるんだろうが。いまや鈍行で仙台行くなら常磐線のほうが楽に行けるのかな…?

いろんな車両にリレーできるという面白さもあるっちゃあるんだが。

 

沼津駅で買ったのは…酒でした。

ということで今晩も酒です。

この日は最終日のため、いつも通りの酒の量で。こだわり酒場の富美男サワーは私のお気に入り。安くておいしいのでよく飲んでいます。これ飲むとマジでストゼロ飲めなくなるわ。

向こうにはキリンラガービールとかスミノフアイスとか買ってる奴がいます。ぼくもキリンラガービール飲みたい!!!←きのう黒ラベル飲んだんだから我慢しろ

 

…んで、お酒飲むということは…利尿作用が高まるので…トイレに行きやすくなるが…?

 

はい、地獄の静電気タイムです。もうやだ。冬場はいつでも帯電しているので、トイレに行くだけでもバチバチバチバチ、トイレに入ってもバチバチバチバチ、トイレから出てもバチバチバチバチ…と、うんざりです。冬の電車の嫌なところが露呈しました。帯電しやすい服でも来ていたんでしょうか。当時の私の服が帯電しやすいのかは詳しくないのでわかりませんが。ちょっとこれからは遠征時の服に帯電しづらいものを選択していきたい。227だけでよかったんだよ静電気は。皆様も冬場の静電気にご注意を。

 

さて、宇都宮行きの電車が出発。

熱海を過ぎて景勝地根府川に到着。ここは眺望がよく、駅から海が見える絶景スポット。

もちろんその海が見え…るわけもなく。外真っ暗だから当然だ。

 

大船駅には185系が停まっていました。

 

今はいないこの185系はこの2か月後のダイヤ改正で引退となりました。かつては踊り子や草津、あかぎなどで使用されていた185系は、651系やE257系により置き換えられました。最終列車はNHKかどっかが空撮で生中継していました。

そんな185系が停まっているのは横須賀線ホーム。どうやら鎌倉車両センターを入出庫する回送列車っぽい?

大船駅を過ぎると横浜市に入りますが、酒を飲むスピードが非常に遅い私はまだ飲み終わっていません。実は飲み終わったのは横浜駅過ぎてから。1時間40分かけて500mlを飲み干しましたが、いつもこんなもん。居酒屋で誰よりも酒の注文スピードが遅い。ちなみに酒は弱くはないと自分では思っています。

サンライズに乗っていると、このあたりからもう終点が間近であることが感じられてきます。サンライズ乗ったことないけど

 

▶新橋駅 Shimbashi sta.

多摩川を渡って戻ってきました東京都内。ここは山手線上の駅、新橋。鉄道発祥の地であり、駅前には蒸気機関車が保存されている新橋。サラリーマンの聖地として、オフィスや飲み屋がたくさんある新橋。コミケで稀にお世話になるのも新橋。

新橋は東海道線普通列車における、東京と品川の間の駅。普通列車ホームは1面2線で、新幹線も停まる両隣の大きい駅と比較するとパッとしないこの駅は京浜東北線の快速が颯爽と通過していきます。東京の次は浜松町に止まる京浜東北線快速は、ゆりかもめや銀座線の通る新橋と大江戸線浅草線東京モノレールの通る浜松町駅で乗客や利便性を分散させる狙いだとか。現在羽田空港へのアクセスを担っている東京モノレール東海道線普通列車の通過する浜松町駅が起点。京浜東北線は空港アクセスを重視したかったのでしょうか。

そんな駅でもわざわざ降りたいのはこの駅ならではの事情。

これから常磐線へ乗り換えるのに、東海道線から乗り換えられる駅は品川、新橋、東京、上野の4つ。常磐線は上野か品川のどちらかが始発となっているので、着席したいならこのどちらかの駅に近いほうがいいんですが、乗車予定の常磐線は品川始発。できれば品川か新橋で乗りたい。

しかし、品川駅は乗り換えが非常に大変。東海道線常磐線の乗り換えは別ホームが確定するからです。

上野始発の電車も乗り換えホームが遠くなるのですが、上野東京ラインの電車同士だと、新橋、東京、上野駅では同じホームでの乗り換えが可能です。

しかも新橋駅は降りたホームに常磐線の電車が来る上に、品川の次の駅ということで着席しやすいということもあります。

ということで、新橋駅での乗り換えを選択しました。

爺は東京駅乗り換えのためここで解散となりました。

 

3分後に来た常磐線勝田行きを今回の旅の〆としてこの別府温泉旅が閉幕となります。

大人になってからさらに自由度が増した今回の旅、いろいろな体験や災難があってて勉強にもなれたと思います。

いままでの西日本遠征らと比較すると宿泊数も限界感も少ない旅行でしたが、個人的にかなり充実していたかと思います。

この泊数ならもうちょいギア上げてもまだ耐えられそう。第二次遠征はあまりのハードスケジュールに耐えられなかったので…

やっぱりジャンボフェリーは必須なんですね

 

 


 

ということで、5回に分けて別府温泉旅を書かせていただきました。

前回は8000文字と、このブログでは圧倒的に多い文の量を書かせていただきました。そんな非常に文量の多かった前回頂いたコメントを返した際に「次回はもっと文量多くするわ(笑)」と言ってしまいましたが、実際今回はこの量を越えられたのか!?

…ここまで見てくださった方にはもうお分かりだと思います。ダブルスコアです。ダブルスコアです

8000文字でも執筆が大変だった前回。しかし今回は圧倒的20000文字。桁が壊れてしまいました。このブログの平均文字数が爆増しそう。まあ当然このブログの執筆に数日かかっていますから…

ひとつのエピソードに長文を連ねると地獄になるということがわかりました。今回も文量的には2つに分けてよかったかもしれないが、内容の密度とか時間的には1回のほうが収まりはいいという…何とも言えぬ。今回を最終回としていたせいで、思ったより長くなってしまった感がありました。

今回はさすがにやりすぎ感があったので、見ていただいている方にももっとインスタントにこのブログを見ていただけるよう、できれは長くても6000文字くらいを目安として次回からは長編を作っていきたいと思います。

 

 

死ぬほど長い記事で誠に申し訳ございませんでした!

そして、ここまで見ていただきありがとうございました!

 

 

新潟記念 ◎ヒートオンビート

*1:語彙力終わっててあまりいいたとえができなかった

*2:ちなみに関西風も置いてありました。

*3:私はまったく思わなかったが

*4:東海道線、中央線、東北線常磐線総武線の5路線なのはPart1に記載済み。実際は東海道線東北線、中央線&総武線常磐線小田急小田原線と2つの路線をまたいで複々線化されているんですが

*5:東海道線宇都宮線以外の複々線区間では快速と呼称されている

*6:大阪駅の北に梅田駅があれば南にも梅田駅があり、ヨドバシカメラマルチメディア梅田に直結しているのにJRは別駅名なのややこしいよな笑

*7:事業では "うめきた新駅" と呼称されているが、実際は大阪駅の新ホーム

*8:あくまで体感です

*9:ちなみに同じ炭焼きハンバーグチェーン店のブロンコビリーでは、店側が岩塩で食べることを強く推奨しています。実際美味しいですからね。

*10:臨時列車は波動用のE257系改造車が使われるらしい

*11:御殿場線に乗る場合は国府津で分断されます

*12:御殿場線を使う場合は国府津駅

*13:東京じゃなくて新宿だろ!というのは大目に見てください