笠岡趣味空間

志向性行方不明

西東京私鉄の乗り潰し

お久しぶりですかさおかです。近親者の不幸のため新年の挨拶は見送らせていただくのでご了承ください。

今年こそしっかり有馬記念の記事を個別記事にすべく頑張っていくこと、平均文字数8000字を目指すのでお時間がありましたらお付き合いください。

 

ときに、東京都西部の鉄道といえば何を思い浮かべるでしょうか。

JR中央線?西武線?東急田園都市線?いろいろありますよね。東京西部は人がゴミのように住んでいるのでそのぶん鉄道路線もアホのように多い。

そんな都西部の鉄道を乗り潰すのはなかなか至難の業。私も乗りつぶしていないのですが…実は大半の路線は乗車済み。あと少しで完乗するところなのでここは一気に消していきたい。

 

※昨年の記事の続き(のようなもの)です。

 

前提】乗ったことのある区間:京王線 新宿~北野、京王井の頭線 渋谷~下北沢・明大前~吉祥寺、京王高尾線、京王競馬場線、小田急小田原線、小田急江ノ島線、ほとんどの東京のJR

 

※京王線は鉄道会社としての京王線と混同してややこしいので京王京王線と表記することがあります。ゲシュタルト崩壊する~~

 

 

場所は新宿駅。京王線の新宿駅なのだが・・・

 

ここは京王の新宿駅でも、京王京王線の新宿駅ではなく京王新線の新宿駅(通称新線新宿駅)。

東京の鉄道路線は本数が非常に多く、ターミナル駅でボトルネックになりやすい。そのためターミナル機能を分散させるために新たに駅を作ったこと・笹塚~新宿で事実上の複々線とするために増線したこと・新線新宿駅からは都営新宿線に直通するために別線形態を取ったことなどがあります。一応京王新線も京王京王線に含まれるらしい。ややこしいのでここでは別路線として扱います。

京王新線は先述の通り笹塚~新宿の複々線化を目的としても建設されており、事実上の各駅停車線となっています。京王新線は京王京王線に存在しない初台駅と幡ヶ谷駅にすべての列車が止まります。京王京王線にはこの2駅が無いため、京王線各駅停車であっても通過扱いになります。そのため同じ種別なのにも関わらず、初台駅と幡ヶ谷駅に停車する列車と停車しない列車が存在することになっています。ややこしいですが、都営新宿線に直通する列車のみが両駅に停車し、京王線上で新宿行きとなっているのは全列車が京王京王線の新宿駅を発着としているので両駅通過ということです。うんわからん。

ちなみにかつて地上を走っていた京王京王線には初台駅と幡ヶ谷駅が存在していました。しかし新線開業に伴い京王京王線側を速達線とすることで両駅は廃止されたようです。新線開業後に地下化された幡ヶ谷駅跡地に関しては地下線に遺構は残っていません。

 

快速橋本行きに乗っていきます。

 

明大前に到着。踏切があるため通過禁止駅です。

競馬場に行くときによくお世話になる駅ですが、ラッシュ時間帯で列車が詰まることで有名。高架化に伴って増線予定であるため、たぶん便秘は改善される。

ちなみに乗った快速ですが、笹塚で特急を先に行かせたために乗り換えました。特急はこのあと千歳烏山と調布のみの停車に対し、快速はかなり停車駅が多い。快くなさそう

 

▲明大前にお世話になった回

 

跨線橋から覗く井の頭線ホーム。まるで鉄骨のジャングルみたいだ

京王線(都営新宿線)の線路幅は1372mmで、ヤーポンで表すと4ft6in。いわゆる馬車軌間と言われ、主に時代が進んで電車化した都電や東急世田谷線などの軌道線で使われている軌間ですが、もともと軌道線で開業予定だった京王線はこの1372mmで建設し、結果鉄道線で運行する際にも改軌せずに使い続けてるのだとか。

「京王が馬車軌採用してるのはわかった。でもこの井の頭線の写真、軌間が狭すぎやしないか?」と思われるかもしれません。はい、井の頭線だけは1067mmのゴリゴリ狭軌を採用しています。井の頭線はかつて他社から京王に併合された路線であり、他の京王の路線と独立した路線形態であるためにわざわざ1372mmという変な軌間を採用する意味がないんでしょうね。鉄道車両も京王線とは違う車両が入っています。

 

そんな井の頭線に乗り換え。

渋谷に突っ込むくせして5両編成の井の頭線は混雑が激しい。放射線というより環状線に近いポジションなのだが、吉祥寺や明大前、下北沢といった東京都心からほんの少し離れた程度の場所を結んでいるためか客も多いよう。そのため本数が多く設定されており、急行は永福町で各駅停車と接続します。急行停車駅の久我山も永福町もやはり乗る人が非常に多い。本数が多いのにも関わらず。すごいね。

 

一駅先、下北沢で下車。

以前渋谷~下北沢は乗ったことがあったのでこれで井の頭線は完乗です。

 

井の頭線はカラフルな車体色が特徴。先述の通り井の頭線は専用の車両を使っていますが、カラーリングで鉄道車両のバリエーションを豊かにしています。色んな色が来るからなのかホームドアには虹色のグラデーション。まさにゲーミング。SDGs。色って16777216色あんねん

 

下北沢では小田急に乗り換え。

 

下北沢は地下化されたから11年が経ち、いまや地下化後の駅舎がほぼすべて完成され、もはや地上時代の面影が無いに等しいまであります。今私が立っている場所もかつては小田急の線路があった場所です。流石に11年前の記事はこのブログにありませんね。

かつて渋谷から下北沢へいったときは京王と小田急はラッチ内でした。というのも、先述の通り井の頭線は他社から京王に併合された過去を持ちますが、その井の頭線をかつて持っていたのが小田急グループであったためにずっとラッチが統合されていたのであろうか。

ちなみに2019年のラッチ分離で中央口・中央改札のある場所が改札によって分断されましたが、そのせいで京王は下北沢駅南西口を小田急に奪われて若干面倒くさくなりました。写真の上に見える2階部分のシモキタエキウエという商業施設が改札外の南西口と中央口を結ぶ通路となっているので、そこを通る感じとなります。ちなみにこの商業施設は東口(むかしの南口)からもアクセスできるので意外と便利です。

 

小田急の下北沢駅構内は三層構造。改札階が1階、緩行線が地下1階、急行線が地下2階となっています。緩行線は開削工法、急行線はシールド工法という別々の掘削方法が取られているのが面白い点であるが、複々線化完成前は各駅停車もすべて急行線ホームにて発着していました。いまや各駅停車や準急は一階層降りるだけで済むようにはなりましたが、大深度まで降りて各駅停車に乗るとはなかなか過酷だっただろう。

複々線化後に設置されたのか記憶は定かではありませんが、改札階から急行ホームに直通するエスカレーターがあります。わざわざ緩行線ホームを経由して下に降りる必要はありません。

 

ちなみに東北沢駅はこんな感じでホームから外側の急行線が見えるようになっており、仮設ホームで簡単に急行線にホームを設置することができていました。しかし緩行線と急行線で別々のトンネルが掘られている世田谷代田駅では急行線にホームが設置されていました。こちらもホーム痕が存在しており、先述の京王線初台駅のように「幻のホーム」のようになっています。なお梅ヶ丘駅以降は地下化前から複々線の高架駅であるため変なことはありません。

ちなみに緩行線は各駅停車だけではなく準急も使用します。準急がとまる千歳船橋とか祖師ヶ谷大蔵とか狛江には急行線のホームが無いからです。

 

地下2階の急行ホームからは快速急行藤沢行きに乗っていきます。

複々線開業直後の日中は新宿から快急6急行6普通6+特急に千代田線から遊園準急3(土日はさらに成城準急3)みたいなバカダイヤを組んでいましたが、徐々に本数が減っていって、現在は快急6唐木田急行3普通6+特急に千代田線から遊園急行3という本数になってしまいました。快速急行を基軸としているのか、いつしか急行はおざなりになってしまいました。

急行はこう見えて意外と速く、新宿を出ると代々木上原、下北沢、経堂、成城学園前、登戸、向ヶ丘遊園、新百合ヶ丘…と停車します。流石に代々木上原、下北沢、登戸、新百合ヶ丘と停車する快速急行と比較するとインパクトは薄れますが、十分な速達性があるんですよね。急行と快急では所要時間に大差ないし。

ちなみに快速急行の続行に新宿始発の急行唐木田行きがありますが、快速急行で新百合ヶ丘まで行きそこから各駅停車に乗り換えたほうが早いです。

 

小田急多摩線に乗り、終点唐木田駅へ。これで小田急電鉄の路線はパーフェクトになりました。

唐木田駅には小田急多摩線の車庫がありますが実際は住宅街だけで車庫以外には特になにもない感じ。

僻地だった多摩丘陵・多摩線沿線を開発すべく多摩ニュータウンが建設され、その結果人口も利用者も爆増しました。そんな小田急多摩センターまで延伸された小田急多摩線は京王相模原線同様に橋本駅方面への延伸を見込んでいましたが、多摩ニュータウンの規模縮小に伴い延伸計画が凍結。そこに唐木田の周辺住民が「お、ならこっちに線路伸ばしてくんね?」となり、紆余曲折あって現在の唐木田駅ができた模様。

 

2面3線の駅構造。

将来的に唐木田駅からはJR横浜線の相模原駅、JR相模線の上溝駅方面への延伸構想がありますが着工に至ってません。

向こうに停まってるのは最新5000系の急行新宿行き。2分後の発車ですが、下り先頭側にしか改札行きの階段がないため急いで駆け込みました。改札機が多いのが幸いだった。

 

京王や多摩モノレールが交差する多摩センター駅はサンリオピューロランドの最寄り駅。いたるところにキティちゃんやマイメロやシナモンがいます。

 

降りたのはこちらも多摩ニュータウンの主要駅、永山駅。

この辺にぃ、沿線で撮れる場所があるみたいなんですよ!

 

…うん、撤収!!

 

永山駅に戻ってきました。こちらは京王相模原線の京王永山駅。

ここの駅は相模原線の中でも有名な撮影スポット。午前順光なのでこのためだけに早起き。意外と昼前まで保ってくれる。

先客が居たのと駅の先っちょすぎると構図がうんこになるのでガッツリ下がって撮りましたが悪くないどころか良さげ。若干ホームの端っこが見えるけど誤差誤差。

 

京王9000系。キッッッッショ。かつて電球が入ってた角型ライトボックスで花形LEDの部分点灯はやめなさい!!!

 

京王8000系。こちらも花形LED。全点灯なのできしょくない。なおgoogle画像検索で検索したら出てきた部分点灯はもちろんクッソきしょい。

 

都営10-700形

こちらもシールドビームから花形ライトに換装されています。光芒で絞ってることがバレちまうぜ!(f/9)

 

京王7000系

さっきからLEDだったから電球の幕車はある意味レア(?)

 

京王7000の分割編成。

 

都営10-700形

花形LEDの部分点灯だけど…こいつはまだマシだな?意匠が追い風だったね。

さっきから行先表示を止める気のないシャッタースピードでガビガビになってます。東京メトロくらい強くあれ(?)

 

こいつに乗って橋本へ…はいけないので次の電車を待たされます。謎な列車間隔をしている相模原線ですが流石に多摩センター行きの次の橋本行きは長時間待たされることはありません。

相模原線は日中毎時9本あり、早朝深夜を除いて各駅停車が走っていません。そのかわり本線でも快くなかった快速や区間急行が相模原線内の各駅に停車するようになっています。多摩センター~橋本間の各駅の需要が大きくなる時間(朝夕や多摩センター折返しで本数が少なくなる時間)では本来京王堀之内や多摩境を通過する急行や特急もこれらの駅に停車します。通過する列車のほうが少ない上に同じ時間帯でも通過したり停車したりするので普通にだるいです。案内はちゃんとしてるので間違えることはないだろう。

ちなみにここらへんは市境が多く入り組んでおり、調布市、川崎市、稲城市、川崎市、多摩市、八王子市、町田市と目まぐるしく変わります。都内の総武線みたい。

 

相模原線の終点、橋本へ。

橋本は神奈川県相模原市の駅。東京都ではありません。

 

駅前は大変狭い…というのも、南口はリニア神奈川県駅の建設地。

リニアの16両編成約400mが入る2面4線の駅ホームを建設中です。速達型の停車は考慮されていないのか、品川へは約10分、名古屋へは約60分とJR東海のスライドに記載されています。速達型が東京名古屋最速40分なのでおっそいですね。リニアの各駅型は途中駅全てで速達型の退避をする可能性があるのか、6駅すべてが2面4線として建設されるっぽい。ちなみに下り方に車両基地を作る関係で渡り線も計画されている。まあリニア全線開業の暁には速達8本ダイヤとかやりそうだし…

 

橋本にはセブン&アイの複合商業施設、アリオがあります。

アリオはイオンモールみたくドデカショッピングモールを作るほどでもありませんが、橋本のアリオは大きめ。近年はGMS所謂総合スーパーが不振気味で、でかいイトーヨーカドーをリニューアル・リブランド化してショッピングモールの特色を押し上げたアリオも存在します。わかりやすく言うとあびこショッピングプラザをアリオにするみたいな感じ(?)それにしてもアリオ柏はでかいけどな。

 

▲アリオ柏の記事

 

橋本駅には相模線がやってきます。

相模線は東海道線の茅ヶ崎駅から相模川の東側を通って橋本駅に至る路線。最近では長らく相模線専用の205系が用いられており、一部時間帯では横浜線の八王子駅まで直通していました。今では写真のE131系が205系を淘汰し、置き換えが完了しています。

 

下の写真、これが相模線の205系。

 

本田未央「全然違うじゃん!!」

205系と言ってももはやまがい物レベルで違う見た目をしており、先頭車化改造された1000番台とも全く違う顔をしています。よくそれで205系を名乗れたなって感じの顔をしています。貫通扉に見えてただの塗装な詐欺。

そんな205系に似つかない205系もしっかり車齢は205系相当。宇都宮線末端や日光線の205系600番台、鶴見線に残っていた205系のアレ共々E131系に置き換えられ淘汰されることとなりました。南武支線も新潟からE127系をかっ攫ってきたので首都圏の205系はもう虫の息です。

ちなみにE131系はE721系やE129系にそっくりな感じがありますが、E721やE129が3ドアで耐寒耐雪設備などを設けているのに対しE131は4ドアで耐雪設備などがオミットされているっぽい。地方ワンマンを目的としてるか、首都圏郊外ワンマンを目的としているか、みたいな違いなんでしょうかね。E129と同じ地域の導入を目的とされたE127も3ドアなので南武支線の新車は3ドアという首都圏では非常に珍しいことが起こっています。

 

 

相模線は1時間に3本しか走っていないですが、時刻表を見ると茅ヶ崎方面からの電車が橋本駅に到着して2~3分後に橋本駅を発車するので「折返しはっや!!」と思っていたらどうやら2線使って折り返していました。草

 

長々橋本駅に滞在していたので忘れがちですが、本来の目的は都西部の私鉄の乗りつぶし。ここらへんのJRは全部乗ってるので今回は乗らないとして、とにかく京王を埋めねば。ということで京王相模原線で調布まで戻ってそこから高尾行きの特急に乗っていきます。

 

…ってやると非常にだるいので横浜線でワープします。

 

おとなり相原駅は横浜線をストレート構図で撮れる有名な場所。橋本以南に比べて本数が少ない。ここは正午過ぎに順光になるので、橋本で道草食っていたのはこれが理由。

 

ちなみに相原駅に来たのはおそらくこのとき以来。2014年2月16日と10年前。まさにE233系6000番台が運行開始した日です。
ちなみにこの年は類を見ない大豪雪があった日。こっちのほうはまた降ったのか溶けていないのかはわかりませんが一週間前の雪にも関わらず絶賛冠雪中。都内でも残雪がありました。

 

八王子駅。よくテレビのニュースとかでやっているあの八王子駅北口ペデストリアンデッキ。

立川まではギリギリベッドタウンで八王子以遠は大自然というイメージを(勝手に)持ちますが、八王子はゴリッゴリのベッドタウン。なんなら人口だけでも58万人で東京の市では最多。大自然なのは高尾以遠(八王子市)で八王子駅はもはや都会レベルあるんですよね。雰囲気はベッドタウンより地方中枢都市の感じしますが…

 

少し歩くとなんとサイゼリヤ!!(?)

というのもこの地下に京王線の京王八王子駅があるらしい。ベッドタウンと考えると地下駅は普通なのだが、地方都市と考えると地下駅というのは違和感強いです。

 

ほんとに駅あるか??

 

あったわ…

 

京王八王子駅は京王京王線の終点。以前友人らと高尾山へ登った際は北野から分岐した京王高尾線を使ったのでここは未乗車区間でした。

 

京王八王子駅からひと駅、北野駅。高尾山口駅から来た特急新宿行きに抜かれるのでお乗り換え。

 

高幡不動駅

東京の私鉄の特急停車駅によくありそうな駅前をしています。奥に見えるのは多摩モノレール。また後で出てきます。

 

高幡不動からは京王動物園線。京王れーるランドのある多摩動物公園までの一駅区間で運行されている。

 

窓の外には多摩モノレール。

高幡不動〜多摩動物公園は完全に多摩モノレールが並行しています。しかしここらへんは住宅が思ってる以上には多い。都区部への通勤需要もあるだけに、多摩モノレールよりも乗り換えが楽な京王のほうが乗客が多いです。あと京王は運賃が非常に安い。

 

多摩動物公園駅。

駅前には京王れーるランドなどがあります。ちょっとした郊外にあるということもあり、住宅だけではなくテーマパーク施設もあります。都市シミュレーションゲームなら土休日の昼間需要を満たせる的な感じ。

 

小川を挟んで多摩モノレールの多摩動物公園駅。ほかの多摩モノレールの駅と比較するとやたら豪華絢爛になっています。

 

というわけで多摩モノレールに乗っていきます

 

おもむろにカメラを取り出した割には意外と綺麗に撮れますね?

 

乗るのは北行。多摩動物公園のあるあたりは多摩丘陵の入り口みたいな場所で起伏が激しい。モノレールからの眺望が良いです。土曜日なだけあって子連れの人が多い。

 

多摩モノレールは多摩センター駅から上北台駅までを結ぶ跨座式モノレール。多摩センター駅の他に西武拝島線の玉川上水駅やJR中央線の立川駅、京王線の高幡不動駅に接続する関係で利便性が高く、ピンポイント需要も大変高い路線になっています。また周辺地域では多摩モノレールの誘致が積極的に行われており、最近では八高線の箱根ヶ崎駅〜上北台駅の建設計画が具体化され、南部でも多摩センター駅〜町田駅の建設計画がされています。

 

立川駅はJRの線路を挟んで南北に分離されているおもしろ構造。写真は立川南駅。

ゆりかもめや日暮里舎人ライナーのようにかぶりつき席が存在するが、多摩モノレールはAGTと違い無人運転を行っておらず、運転手によるワンマン運転が行われている。

 

終点、上北台に到着。

ここで折り返します。この日は中央競馬の金杯があったので見ていました。ライブ会場でNHKプラスを開いて有馬記念を見ていたような人間なので、最近リリースされたJRAアプリで全レースを流してくれるようになったのは本当にたすかる。エフフォーリアーーーー!!!!!

 

立飛駅付近にはららぽーと立川立飛があります。土曜日なので子連れが多く、屋外エリアには多くの子供がいました。立川立飛だけではなく、船橋のららぽーとTOKYO-BAYなども土休日は大混雑する印象です。

そんな立飛にはタチヒビーチという謎の場所が存在します。ここは海がない場所にビーチを作って砂浜遊びやバーベキューを楽しむことをコンセプトに作られた場所。発想が海なし県人だし名前からしてもギャグスポットなイメージですが、どこまで真面目要素があるのかはあんまわかりません。立飛を取り上げたアド街でここをピックアップされたときには爆笑していました。

タチヒビーチの奥に見えるモノレールは車庫線。本線からのデルタ線から分岐するという面白いパターンな上に車庫がマンションの1階部分に突っ込んでいるという、何から何まで面白い。デルタ線の先は合流せずループ線になっているのでエンドが逆になることはなさそう。

 

多摩丘陵は起伏が激しい。まるでジェットコースター。

 

再び多摩センターに戻ってきました。

多摩センターは先述の通りサンリオピューロランドの最寄り駅。写真右の階段を上っていろいろ歩いてるとサンリオピューロランドの方へ行くことができます。

ちなみに大昔に一度行ったことがあります。こんな私でも意外と楽しめます。ちなみに駅から近いので西東京住みだったら電車推奨です。車だと駐車場がね…

 

京王のホームもサンリオキャラクターで占拠されています。駅からサンリオピューロランドですね(?)

 

次の特急新宿行きで上っていきます。特急なので下手に待ち合わせず最速の列車です。

 

終点の京王京王線新宿駅。私鉄ターミナルあるあるの頭端式ホーム。

これで京王電鉄も全線乗車となりました。1日で2つの大手私鉄と多摩モノレールを乗り潰せたのは非常に大きい。

 

というわけでこの乗りつぶしは閉幕となります。余談ですがここの後ろにある階段を登ったら西口ロータリーのいい感じの場所に出ることができたので便利で面白い。

 

多摩モノレールの運賃が高くてヒーヒー言っていましたが他の私鉄の運賃が安かったので助かりました。あそこらへんの私鉄はどこも運賃が安いです。今回の記事で西東京の鉄道はすべて乗ったので、次は鶴見線末端やりんかい線の未乗区間、JR相鉄直通線といった行きづらい細々としたところを残しているのでそこらへんを潰していきたい。それよりも近鉄を潰したいのだが……

 

以上です。ご覧いただきありがとうございました。

 

 

アメリカジョッキークラブカップ

◎ボッケリーニ ◯モリアーナ