2014年4月29日
その日、私に今までの生活を覆す衝撃的な出来事があった。
...それは、Nikon D3200という一眼レフカメラの購入によるもの。
2012年に発売されたNikonの一眼レフエントリー機種で、社のエントリー機初の2416万画素を達成したカメラで、当時は大いに売れた一眼レフのカメラです。
...ちなみに同時期に柏爺も一眼レフを使い始めたのだが、機種はなんと「D70s」。執筆時でも現役。流石玄人としか言えない(可哀想ではあるが。)
10/09 【朗報】柏爺が機種変更でD7200を入手。いきなり10年分ステップアップしました…
当時の自分は写真の撮り方が大きく変わり、徐々に撮影が楽しくなった。
APS-Cエントリー下級機(D3000番台)の特徴…Nikon一眼最廉価モデル。小型軽量で、女性にも扱いやすい。初めてのカメラでも使いやすい仕様。
APS-Cエントリー上級機(D5000番台)の特徴…Nikon一眼廉価モデル。バリアングル液晶を搭載。D3000番台より多彩な設定が可能。
APS-C中級機(D7000番台)の特徴…APS-Cでも発展した操作が可能であり、写真を嗜む人には定評のある機種。
APS-C上級機(D500)の特徴…AF性能・連写速度を特化させた動体撮影向けカメラ。飛行機や野鳥には最高レベルの性能を出す。
フルサイズ下級機(D600番台)の特徴…D700番台の性能を控えめにして価格を抑えた、フルサイズ入門用カメラ。
フルサイズ中級機(D700番台)の特徴…D7000番台のフルサイズ版。高レベルの描写力があるため、風景写真を撮るにはもってこいなカメラ。
フルサイズ上級機(D800番台)の特徴…高画素機。天体用などの派生があったりする。最高レベルのスペックのため、プロも使ったりする。
フラッグシップ機(D一桁)の特徴…ガチ機。Nikonの顔。あるとあらゆるシーンに対応できるため、カメラマンは挙って使う。しかし高価。
…しかし、時は2018年。周りが次々と一眼レフに乗り移る中、自分だけD3200という6年前の最下位機種という圧倒的アウェー感に襲われ(なお柏爺)、それがあまりにも辛かった*1ので、親に頼んで機材代を1年前借する*2ことで新機材を導入することに。
機材はD7200かD7500で迷っていたのですが、やっぱり縦グリ欲しいしダブルスロットも欲しい*3、でも7500特有の連射、超高感度やチルト液晶も欲しい…
どうする?と考えて至った結論がこれ。
Nikon D500
クッソ高いこのDXフォーマット*4最上位機種のカメラを買ってしまいました。あれからちょうど4年、遂にエントリー機を脱出。自分の金になるんだから何してもいいだろ思想
2016年にフルサイズフラッグシップ機Nikon D5が引っ提げてきたAPS-Cのフラッグシップモデルで、前FS機のD300から買い替えようと長らく待ち望んだ人が非常に多いとか。
7200にはあるが7500にはない、7500にはあるが7200にはない、といったことを見事に解決してくれました。
持った感触としては、流石に重い。APS-Cのこれとばかりを詰め込んでるので4ケタ機とは比べられない。
そして、グリップが非常に持ちやすい。持ち手が深く、しっかり手にホールドする。3200はするりと落ちてしまう。そして本体の大きさから、自分の小ぶりな手の小指が遊ばないのもいいポイント。
これだけ見てもD500の良さがわかる。
チルト液晶、上面液晶、三角環、上位機種特有の丸型ファインダー、AF選択セレクター...
チルト液晶は月などを撮るときに非常に便利。上面液晶もなくても何とかなるが、あると非常に便利。
D3200と並べても非常に大きいことが分かる。
D500のボタンは結構多いのだが、実はファインダーをのぞいた状態でもある程度のボタンが押しやすく設計されている。粋なNikon。
特にFn1ボタンにDX⇔1.3クロップの割り当てをしていると、小指と親指で変更できるのが非常に便利。他にもAFモードの変更もファインダーをのぞきながらできる。
性能面では、画素数は2088万画素というD3200以下ではありますが、それでも画質は非常にいい。
連射速度は10枚/sで、かのCanon EOS 7D2に匹敵する性能なのだが、バッファがRAW200枚とかいうぶっ壊れ。*5
連射性能のせいでSDカードの圧迫や電池の減りが深刻なんですけどね。
AFポイントは圧倒的153点。選択可能が四角い部分の55点で、クロスセンサーは中央と両端の計99点。最上位機種D5を汲んでいるものの、APS-Cの画角の狭さのおかげで画面全域にびっしりAFポイントが張り巡らされています。(D3200はAFポイント11点)
検出域も-4~20EVという、暗所でもしっかりAFが合うような強い仕様。(D3200はAF検出域-1~19EV)
他、常用感度100-51200、拡張感度50-1640000というもはやわけのわからない領域。流石に使い物にはならないけど。D3200は拡張で12800だったのに…
エントリー機には無いこの爪、モーターが無いオートフォーカスカメラをAFで動かすやつ露出計を連動させる爪らしい。お陰で柏爺のレンズでAFも露出計も使える。
撮影に関する細かい設定はカメラ内で弄れるので非常に自由な撮影ができます。D3200にはなかった非常に豊富な設定機能。
性能チートでしょ。中級機最優秀のEOS80D使ってても張り合うどころか泡拭いて倒れますわ…そのかわりAPS-C最高値だけど。
kyu-kashi.hatenablog.com写真はこちらへ。
あまりにもD3200が馴染み過ぎていたせいで、現在D500を使っている実感が湧いてきません。てか、一眼レフを買い換えたという実感が湧かない。既にD500に慣れてきたのだろうか?
カメラの次はこれ。
TAMRON 150-600mm f5.6-6.3(A011N)
チャンバラを楽しむため飛行機を撮影するために購入。A022じゃないのは単に妥協。自分の金になるんだから何してもいいだろ思想
とにかく重い。でかい。
ご覧の通り三脚座付き。
こちらも新たに買った三脚に設置。端から見ればネタ。
ちなみに従来の三脚だと耐荷重1kgのため余裕でぶっ壊れそうだったので。
流石にレンズフィルターを付けました。
和の記号シグマのレンズにはケースが付いているらしいですが、タムロンのはついていないので、別途購入しました。サードパーティーのサードパーティー。
とりあえず、D500と18-55mm、35mm、70-300mm、150-600mmのレンズで頑張っていきます。
以上です。ご覧いただきありがとうございました。