お久しぶりですかさおかです。
先日は知り合いと運転開始して1ヶ月ほどのスペーシアXを乗りに行ったのですが、
九段下にあった都営とメトロの壁。社の異なる路線である半蔵門線と地下鉄新宿線は改札を分けるために同じホームにも関わらず壁が造られていました。ラッチ内が統合された現在では取り払われていますが、階段の構造が以前壁がここにあったような構造になっていて面白いです。
いつの間にか18000が大量に増えていました。
常磐線では今日もバカが障検引っ掛けていました。デイリーミッション。
常磐線に乗ると週1は駅南の大踏切で障検引っ掛けて電車止まります。もう踏切廃止しよう
南栗橋までは田都やメトロからの直通列車がありますが、そこから先はかつて日比谷線を走っていた20000系列の改造車、20400系が走っています。東武の5桁系列の車番の3桁目は両数を表していますがこれも例に漏れず4両編成。10000系とは違い18m車体ですが郊外なので特に問題はなさそう。
20000系列には3ドアの他に5ドアがありましたが、改造で5ドアの2・4個目のドアは埋められて全車両3ドアにされました。郊外なので座れる方がありがたい。
FCLEDな行先表記もさることながら車内は東武らしいしっかりとしたリニューアルが施されています。見た目は中古だが中身は新車。逆コナンくんですね(?)
全国高校野球選手権大会(甲子園)を見ながら列車に揺られた先は終点新藤原。東武鉄道の北端ですがクソ雨が降っていました。うんちうんちうんち
折返しの電車が来るまでに時間があるので散歩しようと思っていたのですが、これじゃあ無理そうですね。飲み物は大人しく鬼怒川温泉駅で調達することにしました。
ぎゃあ!かっこいい!!!
特急リバティの新設が理由か、東武浅草口の快速から追い出された6050系は今は野岩鉄道のみの在籍となっています。料金不要の2ドアのクロスシートは乗り得って感じがします。浅草口のときは6連で急行よりさらに上位の種別だったこともあり大混雑していた印象があります。
高所にあるのか、雲が間近に存在します。そして天気も気まぐれ。
リバティは東武鉄道区間でも鬼怒川温泉までは特急券なしで乗車できるありがたい仕様があります。
鬼怒川温泉駅にはSL大樹が。故にかめちゃくちゃ人が多い。
N100系 スペーシアX
東武のフラグシップ特急である100系スペーシアの後継となる列車で、2023年7月に運行開始しました。
プレミアムなシートであるプレミアムシートから、座席と言うよりもはやホテルのラウンジであるコックピットラウンジ、スペーシアおなじみの個室コンパートメントや最上級個室コックピットスイート、そしておなじみ普通座席などが用意されています。フラグシップなだけにプレミアムな感じになっていますが、実は値段は全くプレミアムじゃありません。非常に安いです。大人が集まれば誰でも乗れるような料金設定となっています。
これに乗って帰りました。
ここからが記事の本編。今回は阪神後編をお送りします
前回までのあらすじ
サンライズで岡山まで行き、そこから私鉄等を乗り継いで西宮北口へたどり着きました
仁川駅は西宮から宝塚へ向かう方向、通称今津北線に乗っていきます。なぜ北と南で別れているのかは後述。
仁川駅で途中下車するということは、仁川駅の近くに行きたい場所があるということです。まだ何かわからないかと思いますが、じきにわかるかと思われます。
仁川駅から歩くこと数分。
目的地が見えてきました。
果たしてここはどこか…?
なんと、阪神競馬場です。
しってた。
阪神競馬場はパドックにかかるクソでかい屋根が特徴。競馬場では珍しくシンメトリーなスタンドの構造をしています。
昨年までは京都競馬場の改修の関係で大量のGIレースが施行されていましたが、改修が完了した今年は今まで通りの数に戻されました。
この日はGIレースの大阪杯。ということで人が多いです。仁川は大阪じゃないけど4月の皐月賞みたいなもんだと思って
競馬を見ながら食うのはこれ。551が、ある時~~~!!!!!!!!!!🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣🤣
551蓬莱は関西名物のアイス豚まん屋。やっぱこっち来たら食わなきゃならないまでありますよ。
スマートシートを取っていたのでゆっくり食えました。
4月頭ということで桜のシーズン。東京では満開を過ぎてしまいましたが、関西では満開。3月末に東京近郊、4月頭に関西と行けば満開を2度味わえます。お得!(?)
ジェラルディーナ
牝馬。昨年のエリザベス女王杯(阪神開催)の勝ち馬で阪神競馬場との相性は悪くなさそうということで本命に…しているのだがパドックが全くよく見えない。ジェンティルドンナの娘ということ忘れがち
マリアエレーナ
ヴェルトライゼンデ
ジャックドール
対抗。昨年の金鯱賞や札幌記念の勝ち馬だがGI未勝利。落鉄しなきゃ来るでしょ、しかも去年と違って晴れてるし良馬場だし。2人気だが1人気とかなり拮抗していました。
ポタジェ
去年の大阪杯勝ち馬。
スターズオンアース
牝馬クラシック二冠。1人気。美浦所属は勝てないレースだが牝馬なので印は△にしておきました。
ダノンザキッド
単穴。善戦マン。10人気みたいな人気していないときにだいたい来ているイメージある。
というわけでこの2頭の単勝に計500円ぶっこみ。払い戻しはどちらが来ても1000円ほどを見込んでいます。ダノンザキッド買う勇気はなかった
▲ピントの先は武豊
勝ったのはジャックドールでした。前有利のトラックバイアスとはいえまさかの大阪杯逃げ切り勝ち。たけとよ何歳になっても無限に勝ってるな。2着はハナ差で1人気スターズオンアースでしたが案の定来たダノンザキッドのせいで複勝オッズが跳ね上がっています。
ジェラルディーナはどっか行っちゃたけどジャックドールが1着ということで+580円でした。ことしの阪神GIは大阪杯・桜花賞・宝塚記念と全て勝っています。阪神ズッ友。まあ2歳GIで溶かす予定なんですけどね
かえりゅ
まずは今津線で起点の宝塚へ。こちら頭端式ホームのため東武柏駅みたくホームの端での乗り換えもできます。
こんどは別ホームの阪急宝塚線に乗り込んで大阪梅田へ…!!
行かずに途中の石橋阪大前駅でお乗り換え。
こちら阪急箕面線が乗り換え可能な駅。大阪モノレールの乗換駅、蛍池駅のちょっと北にあります。
この駅はおもしろいものがあります。 …いや面白いものがあるというか、
こんなふざけた形の駅となっています。西宮北口とは違って箕面線と宝塚線の連絡線にもホームがあるところがミソ。ただこの両線の直通列車はなく、あくまでも回送などの使用がメイン。ということでこの駅ホームは使われておらず、三角形の真ん中につっこまれている線路が旅客営業されているものとなっています。
そんな三角形の真ん中につっこまれている線路から箕面線に乗って終点箕面まで。
箕面駅の有効長長すぎません?
石橋阪大前の渡り線共に8両入るような感じなので、いちおう8両の入線だけはできるみたいな感じなんですかね。途中駅は有効長ありませんが。
ちなみに箕面駅は終着駅タイプの駅構造で、ロータリーや駅舎に興味を惹かれますが、時間がなかったのですぐ折り返しました。
箕面って北大阪急行が来るまで鉄道無いイメージあったんですよね。阪急箕面線忘れがち。
石橋阪大前からはそのまま梅田方面へ向かい降りたのは十三。ここから大阪梅田までダイナミック三複線であることは鉄道ファンからも非常に有名。
ここで再び神戸線に乗り換えていきます。大阪梅田行きじゃなくて神戸三宮行きかなんかに乗っていきます。
園田競馬は非常に地方競馬感ある見た目しているので行ってみたいんですよね。南関東の地方競馬場で地方競馬感強いの浦和だけだし(過去記事参照)
たどり着いたのは再びの西宮北口駅。中途半端も嫌だし、せっかくなのでぐるっと一周してみました。あとは三複線区間だけ…
西宮北口にきたらもちろん行く場所は、
阪神競馬場!!
じゃなくて素直にお乗り換え。
こちら阪急今津線…なのだが、競馬場に行ったときの今津北線ではなく今津南線。北線と南線は平面交差の交差支障を避けるために線路が物理的にぶった切られた経緯があるようで、西宮北口駅が高架化された現在でも寸断されたまま。今津線と言っても両者はもはや別路線となっています。今津線と競馬場線(?)
そして到着。終点の今津駅です。今津線の名前の由来ですね。
今津は西宮の海側にあります。
改札を出てちょっと歩いたところには高架線。こちら高速神戸以来の阪神線です。
阪神本線はこの先阪神尼崎*1、大物Youtuberから梅田へ向かいますが、阪神なんば線は尼崎、大物から西九条を通って大阪難波駅に向かい、近鉄の線路と繋がっています。
阪神は1時間に6本の普通、6本の急行(3本)・快速急行(3本)、6本の特急(2本)・直通特急(4本)が走っており、小田急みたいな日中のダイヤになっています。快速急行はなんば線から近鉄に直通して奈良まで、直通特急は山陽電鉄に直通して姫路まで行きます。直通の感じが関東みがある
電車は本線の福島駅へ。普通しか停車しないので時間がかかりました。大阪梅田の隣の駅なのに… ちなみにこちらも環状線のJR福島駅とほんのちょっと離れていて、東西線の新福島駅のほうが近くなっています。誤差で許せる範囲なので阪神にしてはやさしい。
ここでは夕食のために下車します。
夕食はラーメン。麺香房 三くさんの魚介醤油ラーメンです。
スープを飲むと圧倒的な魚の迫力。苦味がキツすぎず、絶妙なレベルに濃い魚介のスープでした。煮干しラーメンが好きな人にはハマりそうな一杯。今回は好奇心で唐辛子山盛りのかけラーメンをチョイス。オーダーすれば味変として七味か何かが貰えたはずですが、流石に七味も入れたら魚介ラーメンよりも激辛ラーメンに趣旨が変わってしまいそうだったのでやめました。
執筆まで日が経ちすぎて味忘れました。正直リピートはありだと思っています。食レポは次回までのお楽しみに(?)
ちなみに阪急ぐるぐるしてたのはこの店が開店していなかったからです。
やってきた207系に乗って行く場所は…
京橋まで。ここで環状線にお乗り換え。
この季節は春、春といえば桜。なら行くしか無いのはもうおわかりの
▲スマホのカメラが壊れてピントが合わなくなってる
お堀のせいで迷路みたいな構造の大阪城公園。まるでオープンワールドゲームのダンジョンかのよう。
大阪城公園は桜まつりみたいなのをやっていて、それに伴ってか大阪城全体がライトアップされていました。
幻想的な夜祭りといった感じ。夏ではなく春なのが時期にそぐわない感じで趣深い。
太陽のように天守が自ら発光しているわけではなく、月のように青いライトが照射されている。
三脚を持ち歩いていなかったので長時間露光が大変だった記憶。荷物を減らすためにレンズも150-600mmしか持っていなかったから余計大変。
地元の学生も「大阪城めっちゃヤバい!」って言うくらい。
さて、その橋を渡った先にあるものがこれ。
よく見てください。おわかりですか?
そう、ただの空き地ですね。
終
で終わるはずがなく。脇には看板のようなものがありました。
そう、この一帯はかつてJR片町線、今で言うJR学研都市線の起点である片町駅がありました。空き地の場所ではなくその隣の駐車場エリアが最終盤の駅の場所だったっぽい。
片町駅は、JR東西線の開業に伴って経路外となることから廃止されました。東西線は地下の路線で、学研都市線と直通する関係。現在はその片町駅の役割は東西線の大阪城北詰駅が担っています。
東西線や学研都市線は4ドアのロングシート車が使われています。アーバンネットワークではだいたいの路線で3ドア車両が使われていて、4ドアは207とか321とか201系とかくらい。環状線や桜井線、和歌山線も3ドアの新車が入ったので4ドアはなかなか珍しくなりつつある。18m車体はともかく、20m車体で3ドアの通勤型車両ってなかなか面白い。
今度は宝塚方面へ。もう宝塚に行かないことは皆様もおわかりだろう
尼崎駅。快速線がしんでいました。
朝以来の大阪駅。この駅は当時話題になっていましたね。
なぜなら。
この通路が新設されたからです!(?)
ピカピカの長い通路の先にあるものは…?
駅のホームです(?)
こちらのホームは大阪駅に3月に新設されたホーム。梅田貨物駅の跡地の地下に新設されたホームとなっています。
環状線を通る特急列車とおおさか東線がこのホームを使用しています。また安治川口へ向かう貨物列車が通ることも。
こちらは20000文字のクソ長い記事で紹介しているのでそちらもどうぞ。
目玉はこれ。ただのソウルメトロとかにあるフルスクリーン型ホームドア…に見えて、実はディスプレイ部分を含めたすべてが動く変態仕様。どんなドア位置でも対応できますがこれはいくらなんでもパワープレイ。
大阪駅で降ります。変な形の改札機が気になりますが、使用感は東の無人駅のSuica改札機に似ていますね(?)
頭上の案内はディスプレイでの案内が多用されています。時代はもうLCDなんですかね。
地上に出ると…まだ開発されていないせいで駅がしょぼい。
バリケードで迷路作るな!!
地上に出た先はJRのバスターミナルのすぐそばに出てきます。
まだ未開発感が大きく、使っている人はまばらでした。
ここまでくればもういつもの大阪駅前ですね。
ここからはコンビニで飲み物買ってから夜行バスに乗り込みました。
おはようございます、こちら新宿駅。
やっぱり夜行バスが一番コスパいいんですね。4列でも特段問題は無し。
これで私の春の関西は閉幕となります。事実上の日帰りでしたが、今年もお花見のノルマはクリアできたので完璧でしょう。
今回は時間に追われて執筆しているので文字数が少なめです。校正や加筆で文字数は増加すると思いますのでどうかお許しくださいチンゲンサイ。
それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。
◎アグリ ◯ビッグシーザー
*1:JR尼崎とは別物